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薄餅 báo/bó bǐng [クレープ巻き]

薄餅 báo/bó bǐng [クレープ巻き]

薄餅 クレープ巻き餅bingは中国では小麦粉生地を使った軽食に使われる言葉。つまり薄餅baobinは小麦粉の生地を薄くのばしてクレープ状に焼いたもので、様々な具材を巻いて食べます。
主な材料は干し豆腐、筍、蝦、錦糸卵、豚肉の細切りなどで、一見ボリュームがありますが、野菜がタップリはいって割とサッパリ目の味なので一人で2,3個食べるのも楽勝な感じ。
皮のモッチリした食感を楽しむためにもふやける前に素早く食べるべし!生姜、ニンニクタップリの唐辛子ソースも合いますよ。

薄餅 クレープ巻き の断面
薄餅のつけだれ
ニンニク、生姜入りチリソース。
牙簽肉を春餅でつつむ
北方の羊肉を包む料理。

中国の北方の小麦食文化の強い地域では薄餅と呼ばれる
小麦粉から作った薄いクレープを主食として食べることがあります。
薄餅で肉や野菜の炒め物などを包んで食べる料理を「春餅」といい、
立春の時期に食べるものです。
 
包むおかずは限定されてはおらず、好きなおかずと薄餅を食べたいだけ頼んで自分で巻いて食べたり、北京ダックなどの肉類を包む時に使われたりします。
 
華南の閩南地方では薄餅は旧暦3月3日の敬祖節に食べられます。
閩南地方は鄭成功が清軍との戦いの拠点としていた地方です。
言い伝えでは、鄭成功軍が清軍追っ払った時に、
その戦いでなくなった人たちを祀る意味で作られたとか。
 
多くの死傷者がでたため、誰がいつなくなったかはわかりません。
その為、3月3日を祖敬節と定め、先祖を敬い薄餅を食べるそう。
この地方の薄餅が冒頭の写真のものです。
いわば油で揚げてない春巻きですね。
 
また、この地方から華僑として東南アジアに渡った人が多いため、
シンガポールやマレーシアにも伝わっています。その名も「ポピア」。
閩南のオリジナルに比べ、ソースが少し甘めの仕上がり。
またクレープ生地に先に塗り込んである場合が多い気がします。
 
そして、皮が米粉になり、生野菜や蝦を包んで食べるのが生春巻き。
ベトナムの気候ではもっとサッパリしたものが好まれたのでしょう。
 
薄餅にもいろいろありますが、個人的には具がタップリの閩南風が好き。
添えられているチリソースが甘くなく、べたべたしないのもよいのです。
しかし、この地方の名物って鄭成功がらみが多いですね。
 

薄餅捜

薄餅捜の外観
薄餅捜の店内

廈門市同安区銀湖中路西渓里173-174 祥福花園1号楼
 
アモイの同安地区にある薄餅で有名なレストラン。
同安のバスターミナルの近くで、BRTなら終点の一つ手前の城南駅で降ります。
祥福花園という団地の1号棟の1階に入っています。
ビルの中に入っている割りに内装はアンティーク。ドラマ(か映画)の撮影にも使われたことがあるそうで、オーナーのおばちゃんが撮影現場の写真を見せてくれました。(中国の有名俳優らしいのですが、知らなかった。)
薄餅や封肉以外にもこの地方の名物料理がいろいろあるので是非大人数で「夜に」また行きたいお店。住所がなかったので探すのに苦労しました。

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