インドネシア

サユール・ヒジョー sayur hijau [青菜炒め]

サユールヒジャウ 青菜炒め
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サユールsayurは野菜、ヒジョーhijauは緑と言う意味で、緑色の野菜=青菜のこと。写真の野菜は恐らくソシンsosinと呼ばれる小松菜に近いアブラナ科の葉野菜です。鶏肉とソシンを炒めて醤油ベースに味つけしたモノで、いわゆる中華風の青菜炒めに近い。
ヒジャウは単に「緑」という意味なので緑黄色野菜であればこの呼び方ですから、ソシンだけでなく、空心菜だったりすることもあるようです。
肉系料理を頼んだ時に2品目として頼むべし。インドネシアの野菜炒めは味の素をたっぷり使ってあって、家で作った野菜炒めのような味です。

サユール・ヒジョー sayur hijau [青菜炒め]サユール・ヒジョー sayur hijau [青菜炒め]

サユールヒジョーは直訳すると青い野菜です

トゥミス・サユール・ヒジョー 青菜の炒め煮トゥミス・サユール・ヒジョー 青菜の炒め煮

小松菜の原産国は諸説あり、南ヨーロッパや中国という話。
日本では江戸時代に東京江戸川区小松川の特産として栽培され初心者でも育てやすく、日本全国で作られている野菜です。
沖縄でも北海道でも育つ野菜(真冬は無理)ですからインドネシアに似た品種の物があっても不思議ではない。
写真の調理法は炒め物というより炒め煮のトゥミスでしょうか。
 
このほか、ヒジョーと言われて出てくる野菜は青梗菜もあります。
中華料理の青菜炒めのように野菜だけ炒めると言うよりも、
豆腐と一緒だったり、鶏肉と一緒だったりすることが多い気がする。
 

サユール・クビス キャベツ炒めサユール・クビス キャベツ炒め

そして、キャベツだろうと小松菜だろうと、味の素を使うことが多く、誰が作ったのを食べても似たような味だなぁと感じます。
組み合わせる肉に「豚肉」が入らないのもその印象を強くしてるかも。
地域によって信仰に差があるとはいえ、ムスリムが圧倒的ですし。
 
個人的に肉がメインになるような料理を食べるときに野菜不足を補う意味で食べるといいかなという消極的理由で選ぶ料理です。
(そういう意味ではガドガドなんかもそれにあたります。)