マレーシア

黒椒鹿肉 [鹿肉の黒胡椒炒め]

黒椒鹿肉 鹿肉の黒胡椒炒め
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黒椒鹿肉は漢字を読んで想像したとおり、鹿肉の炒め物を黒胡椒風味に仕上げた料理のこと。鹿肉を白菜と一緒に油で炒めて中国醤油で味つけしたもので、黒胡椒をピリッときかせます。
鹿肉は脂身が少なく、ずいぶんと野性的で噛みごたえのある肉なのですが、中華料理の定番というか、一度油どおししてあるようで見事に柔らかな食感に仕上がっています。
甘辛く濃いめでご飯のおかずにするとご飯が何杯も頂ける、そんな味つけです。

黒椒鹿肉 鹿肉の黒胡椒炒め黒椒鹿肉 鹿肉の黒胡椒炒め

個性の強い鹿肉を濃いめの味に味付け

鹿肉の中華炒め鹿肉の中華炒め

鹿肉はマレーシアでも割とポピュラーな食材の一つのようです。
日本では猟師さんが山に入って野生の鹿をしとめて来るというイメージがありますが、マレーシアでは牧場でも飼育しているとか。
だから割と食堂なんかで食べられるそうです。

しかし、鶏肉や牛肉のようにどんな種類のお店でも鹿肉を扱っているわけではなく、中華料理をだす食堂や屋台での定番食材だそう。
ちなみにこの皿を食べたのも中華屋台です。

つまりヒンドゥ教徒やイスラム教徒はあまり好まないのかも知れません。
ヒンドゥで禁じているのは牛だし、イスラムだと豚なので鹿は入りませんが、
インドで羊や山羊は食べたけど、鹿は食べたことないなぁそういえば。

値段は鹿肉もエビと野菜を炒めた物などと同じ料理で割とリーズナブルです。
日本では滅多に食べられないので華人文化の街に来たら食べてみるのもよいですよ。
牛肉の脂身の少ないところ、もも肉みたいな食感です。