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世界の食べ物 a food of the world > アジア > タイ > カノムチン・ナムギャオ ขนมจีนน้ำเงี้ยว [北タイ風トマト入り汁素麺]
カノムチン・ナムギャオ タイ北部風スープ麺

カノムチン・ナムギャオ ขนมจีนน้ำเงี้ยว [北タイ風トマト入り汁素麺]

カノムチン・ナムギャオ タイ風素麺トマトスープ味カノムチンขนมจีนは米でできた生麺のことで、水で溶いた米粉を筒に入れてところてんの様ににゅ~っとお湯の中に突き出しながら作ります。ベトナムのブンと似た感じ。
ナムギャオน้ำเงี้ยวは北部タイでは定番のカノムチンの食べ方で、タオチオ、生姜、ニンニク、トマトなどが入ったしょっぱ辛く濃いめの味つけのスープをかけ、付け合わせの生野菜をたっぷりと混ぜながら食べます。
野菜がたっぷり食べられる嬉しい軽食です。

カノムチンの付け合わせの野菜盛り合わせ
付け合わせの野菜盛り

カノムチン・ナムヤー イエローカレーそうめん
カノムチン・ナムヤー
魚のココナッツソースがけ。

米を水につけて発酵させた物 カノムチンの原料
水につけた米を発酵させた物。
絞り出す前のカノムチン。
カノムチンを作っているところ 押し出し製法
絞り出し袋に入れて
お湯に直接絞り出して作る。
手作り米麺 カノムチン 
ゆであがった麺。

カノムチンは日本の麺好きに受け入れられるのかは少し微妙。
太さは素麺と言うより冷や麦。ぶよぶよした食感は伸びた麺というか、
春雨というか、白滝というか。水分が多いので全体にコシは有りません。
 
タイにある他の麺類(クイティオ・センミーなど)などの乾麺とは異なり、
水と粉を混ぜて作る生麺な上に、予め茹でておいた生麺を提供する直前に
さらに温めるのでコシなど出ようがない。
それよりも、暑くてバテバテの時にするするっと食べられるところが
この麺の魅力なんだろなぁと思います。
 
カノムチンの食べ方も北部の屋台ではナムギャオが定番ですが、
中・南部になるとココナッツミルクが入ったりと全く味つけが異なるようです。
(写真右下は南部で朝食の定番のココナッツフィッシュソース:ナム・ヤー。)
北部はタオチオなどの発酵調味料が登場したりして日本人にはなじみやすいです。
 
ところで、ナムギャオのナムは水のこと。スープ入りっていうことです。
で、ギャオは調べてみると毒蛇のことなんですよ。
麺をにゅるにゅる~っと絞り出す姿が蛇の様だからなのか、
はたまた味つけが辛く強烈なので毒蛇ともじったのか、どちらなんでしょうかね?
ただ、雲呑のこともギャオというみたいなので(これは中国語から来た発音っぽい)、
真相はまだよくわかりません。わかったらこのページ書き換えますね。
 
カノムチン(カノムジン)は直訳すると中国の菓子です。
チン(ジン)จีนが中国という意味なのです。
麺料理自体が華僑が伝えた物といわれているのでそこから来たのかも。
 
食文化研究の第一人者である石毛直道先生によると、
ミャンマーのモン族に由来するのではないかという説もあるそう。
モン族の言葉ではカノムチンは加熱した物という意味だそうです。
(参考URL:東南アジアの麵:石毛直道食文化アーカイブス)
 
言葉も食べ物も自然発生的に同時期に複数の箇所で発祥することは起こりえるので、
どちらも説得力のある説には違いない。
 
ちなみに右写真下の製造工程はタイではなくラオスで撮影した物です。
現在のタイで出回っているものはほとんど機械を使って作るそう。
ラオスではまだ手絞りで作っているお店も結構残っているとか。
できたてと作り置きで味が違うのか食べ比べて見たかったけど、
またの機会を楽しみに待ちます。
 

カオソーイ・チェンマイ

カオソーイチェンマイの外観
カオソーイチェンマイの外観2

クロントゥイ アートナロン通り71番地 バンコク, 71 Artnarong, Klongtoey
 営業時間 8:30-18:00
 
バンコクでチェンマイの味に近いカオソーイが食べられると評判の店。
カオソーイと並んで人気なのがカノムチン・ナムギャオでした。
税関局の近くで、昼時になると地元の人で大にぎわいだといいます。
観光ついでに、地下鉄のシリキットコンベンションセンターで降りて
クロントゥーイ市場を覗くのも楽しいです。(ちょっと距離がある。)
「バンコクにもまだこんな景色が残ってるんだなぁ」って楽しめます。
メニューはタイ語のみなので、タイ語会話本を片手に格闘するか、
現物を見ながら指差しで注文するのがよいかも。

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