世界の料理を作ってみた

スペイン土産のパエリヤ鍋で玄米パエリヤを作った。

自作のパエリヤ
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スペイン語圏への旅はありますが、スペインへの旅はありません。しかし、先日家族がスペイン旅行に行った同僚からパエリヤ鍋とパエリヤのスパイスミックス等を土産に頂きまして、あり合わせの食材で作ってみました。(当然ですが、こんなかさばる物、催促しないともらえるわけない。スイマセン。)
米は玄米しかなかったので玄米を使ったのですけど、これが味わい深くてかなり美味かった。ただし、スパイスの分量が多すぎて、ドライカレーみたいな色になりましたけど(笑)

完成した玄米パエリヤ完成した玄米パエリヤ

本場物とは全く違うなんちゃってパエリヤ。(鍋は本場)

パエリヤ スパイスミックスとオリーブオイルパエリヤ スパイスミックスとオリーブオイル

お土産に買ってきて!と催促したのはパエリヤパンのようですが、気を遣ってパエリヤスパイスミックスとオリーブオイルまでくださったようです。m(_ _)mごめんなさい。
S&B シーズニング パエリアなどは日本でも出回っていますが、このメーカーのはあまり見かけません。(輸入用品店にはあるかな?)

パエージャバレンシアーナの方はウコン、パプリカ、ニンニク、ローレル、ジャマイカピーマン、コリアンダーシード、サフラン、クローブ、白胡椒。
パエージャマリネラの方はウコン、パプリカ、ニンニク、フェンネル、レモンの皮、クローブ、白胡椒。
パエリヤってサフランで色つけるんだと思っていましたが、ウコンも入るらしい。かなり色が濃くなる。

パエリヤ鍋で玉葱とニンニクを炒めるパエリヤ鍋で玉葱とニンニクを炒める

パエリヤ鍋で玉葱とニンニクをオリーブオイルで炒めて塩胡椒で味を調えます。
マーブルコートみたいにコーティングがしてあるので、油を控えめにできそう。
炒め上がったらトマトを入れる・・・というレシピが多かったので、ドライトマトを入れてさっと和えました。去年いっぱいとれたミニトマトをドライトマトにして冷凍していたらしい。

ドライトマトと干しエビドライトマトと干しエビ

こちらがそのドライトマトです。
となりの干しエビは出汁代わりに煮込むときに投入しました。
 

玄米をパエリヤ鍋で炒める玄米をパエリヤ鍋で炒める

玉葱などをいったん鍋から取り出した後、玄米を1合パエリヤ鍋で炒めます。
炒め上がったら250ccのコンソメスープと具、スパイスを入れて、アルミホイルで覆って200度のオーブンで焼く。水分を吸って炊きあがるまで30分くらいかかりました。
具は鶏肉、カボチャ(日本カボチャ)、椎茸など、家にあった物を適当に。
スパイスは頂いたバレンシアーナと家にあったサフランを両方使いました。
サフランを溶いた水が少し加わったので水分は270ccくらいかも。
 

完成した玄米パエリヤ完成した玄米パエリヤ

ご飯が水分を吸って炊きあがった後にピーマンを並べてアルミホイルをとって焦げ目をつけました。完成したパエリヤがこれです。
彩りを考えたら、トマトや赤パプリカがあればもっと良いです。
米の色が濃いのはスパイスが大量に入っているから。
 
スパイスミックスの箱を見ると600~700gの米に対して1袋と書いてあるのですが、1合の米に対し一袋入れてしまったので多すぎた。
ただし、カボチャとか具を増やしているので、そういう意味では多少は緩和されていると思われます。箱にはしっかり「スパイスや塩は入れすぎないように」って注意書きありました。
 

パエリヤを皿に盛ったところパエリヤを皿に盛ったところ

パエリヤ鍋から皿によそったところ。椎茸とか入っているしパエリヤに見えませんけど。
スパイスの量が多くウコンの色がしっかり付いて見た目はドライカレーのようです。
これに唐辛子が入ればもはやカレーかも。
 

追記:前回の反省を踏まえ再チャレンジ!

ガスコンロでパエリヤを煮込むガスコンロでパエリヤを煮込む

今度はガスコンロで作ってみました。
ネットでいろんなレシピを参考にしながら、適当に水加減を調整しながら
煮込めばいいのだなという結論に至った。
蓋があれば水を少なめにして弱火でぐつぐついくところですが、
蓋がないので水分が蒸発したら足して、蒸発したら足しての繰り返し。
 

ガスコンロで作ったパエリヤガスコンロで作ったパエリヤ

完成品がこちら。ピーマンとカリフラワーは最後に足しました。
初回の教訓でスパイスの量を半分にしたけど色は変わりません。やっぱりウコン(ターメリック)の量が多めなのかもですね。
そしてメインの食材は冷凍庫に眠っていた挽肉です。お肉たっぷりの濃厚なパエリヤになりました。高カロリーだ。
次は見た目も豪快に魚介のパエリヤでしょうかね~。