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ハンニバルのブリック

東京のエスニックタウン百人町でチュニジア料理。ハンニバルです。

チュニジア料理 ハンニバル ブリック かじったところ東京は新宿区にある百人町は世界各国の外国人が集まっている界隈として有名です。昨今では韓国料理屋ばかりが取り上げられていますが、確かに韓国関係のお店は多いけど、東南アジアやロシア、アラブ料理まで多種多様なお店があります。食べ物やだけでなくちょーっといかがわしい雰囲気もあったのは否めませんが、韓国ブームを作り上げたことで普通の主婦が押し寄せるようになったことから、そういう雰囲気が減り地価が上がったことなどはニュースで見聞きした方も多いはず。
で、今回久しぶりに新宿界隈で食事をすることになり、5年以上ぶりにチュニジア料理屋のハンニバルに行ってきました。結論から言うと、日本人の口にかなり合います。最初はいぶかしげだった連れは「あそこならまた行っても言い!」と絶賛です。


私、実はチュニジアにはまだ行ったことがありません。
だからチュニジア料理がなんたるかというのはわかってないのです。
そしてこのお店も久々で、前の味はブリックのとろ~りととろける卵のことしか記憶になく、
連れも初めてだったことからコースを頼みました。(前もコースを頼んだ気がする。)
ちなみに以前に来たときは百人町の別の場所にありましたが、一度閉店しました。
だから「あれ?ご主人チュニジアに帰ったんだろうか?」と思っていた数ヶ月後、
原宿で店舗を再開。
そしていつの間にか百人町に戻っていたというわけです。
毎月メルマガが来るから月に1回くらい思い出すお店だったのですね。
今回は久々に東京に出る用事があったので、久しぶりに行ってみようかなと。
 
チュニジア料理 ハンニバル 野菜と魚のスープ写真は撮りませんでしたが、最初に出てきたのはメゼ。
焼き野菜を刻んだものをフランスパンにのせたカナッペでした。
そして次に出てきたのがこのスープ。メニューは「スープorブリック」と
あったので、ブリックを選んだのだけど、スープも出てきました。
具だくさんのどろりとしたスープ(ショルバ)です。
トマト、カブの葉、ひよこ豆、カブなどが入ってます。
米のような形をしたつぶつぶは小麦粉をひねって作ったパスタ。
クスクスともちょっと違う。
 
黄金伝説で浜口がよく作ってる「チネリ」ですわ(笑)
ああ、チネリってこんな味だったんだ~と笑ってしまいました。
 
どろりとしていたのはジャガイモか、豆かはわかりませんが、
穀物系のものがぐつぐつ煮込まれてとろみを醸し出していた感じです。
うまみのもとは焼き魚で、魚をほぐした物が入っていて、魚のうまみ、
トマトのうまみが溶け合った濃厚なスープでした。(でも塩気は薄い。)
 
チュニジア料理 ハンニバル ブリックお次がこのブリック。前回食べたとき、チュニジアにこんな料理があるのかと驚いたんですね。セモリナ粉(パスタに使う小麦粉)を使って作った皮にジャガイモやチーズ、ハーブ類、そして卵を包んで軽く揚げたものです。
チュニジア風春巻きっていう人が多いけど、日本では春巻きの皮で代用することがあるからかもしれません。


チュニジア料理 ハンニバル ブリック かじったところ衝撃だったのは卵を半熟の状態で食べることですね。
日本みたいに生で食べる国って滅多にありませんから、こういう半熟状態がアフリカ大陸の国で「アリ」なことに驚いたんです。半熟でも火が通ってるからよいってことかな。
この卵をこぼさないように食べねばならないそうで。難しいですよ。
ただでさえ味付けはほとんどないのに(チーズのコクで食べる感じ。)、これにレモンを搾るのでさっぱりとします。あとはお好みで唐辛子ペーストを付けて。


チュニジア料理 ハンニバル クスクスアフリカ大陸の穀物と言えばトウモロコシの粉を使ったウガリとか小麦粉を使ったクスクスが思い浮かびます。ウガリはどちらかというと南の方、クスクスは北のイメージ。ほとんど行ったことないので思い込みです。
小麦粉を練って作った細かい生地を茹でた物に野菜のスープをかけていただきます。
この日は野菜のクスクスしかできないと言われたので野菜のクスクス。


チュニジア料理 ハンニバル クスクス 盛りつけたところクスクスを皿に取り野菜スープをかけたところ。この野菜スープが美味しかった。具はにんじん、カボチャ、カブ、カブの葉、ひよこ豆、トマトがちょっとだけ。
最初のスープはトマトの味がもうちょっと濃かったけど、これはうまみ付け程度。野菜の甘みとかうまみがしみ出していてとても美味しい。
そして、やっぱり塩は味を引き出す程度にしか使われてないのです。
クスクスって美味しいイメージ持ってなかったけど、こんなに美味しかったのか。


チュニジア料理 ハンニバル 桜鯛のグリル最後はメインの魚です。桜鯛のグリルです。
魚を揚げた後にハーブ(コリアンダーやクミン、ケッパーなど)、ドライトマト、キャベツと一緒にこれはオーブンで焼いたんだと思う。
これまた塩加減は極力抑えて素材の味を引き出している感じ。
ほぐした魚とキャベツなどの野菜を一緒に口の中へ。
皿に流れている野菜と魚のうまみが溶け出したスープも優しい味。
ほぐした魚はこのスープにいったん付けながら食べたりして。
 
もう5年以上前に来て以来だったので、味の方は全く憶えてなかったんですね。
だから「エジプトとかトルコ料理に近いのかな」と思っていたのですが、完全に違います。
ハーブなどは使っているけどほんのり感じる程度。ニンニクも唐辛子も胡椒も塩も利いてません。
オリーブオイルどっさりで、トマトや油で味付けてしまうトルコやエジプトは全くの別物でした。
 
使っている材料や調理法は違うんだけど、日本料理に考え方が近い気がする。
素材の味を存分に生かした味付けが絶妙でした。
以前、知人にポルトガル料理がそれに近いと聞いたことがありますけど、
地中海料理とあのあたりの料理をひとくくりで言う人もいますし、こんな感じなのかなぁ?
 
チュニジアって少し前はちょっときな臭かったですし、円安なのでヨーロッパの
影響を受けている国には足を伸ばしにくいですけど、いつか食べに行ってみたいです。
とりあえずしばらくは無理そうなので大久保に通います。今度はタジン鍋食べたい。
 

チュニジア料理 ハンニバル

チュニジア料理 ハンニバル 店舗外観
住所:東京都 新宿区百人町1-19-2 大久保ユニオンビル1F
電話:03-6304-0930
営業時間:17:00 ~ 00:00
ホームページ:http://hannibal.jp/
 
百人町にあるこじんまりとしたチュニジア料理店。向かいはスペイン風バル。
チュニジア人の気さくなご主人が切り盛りしています。
百人町はアジア料理の店やラーメン屋などの日系のお店が圧倒的多数で比較的規模の小さい飲食店がたくさんあります。ここは大通りから少し入った外れの方にあるので静かに食事ができます。
ビールに加えワインをボトルで頼んじゃったので、単価が上がりましたけど、
オーソドックスなコースを頼むだけなら4000円かかりません。
今度はエスニック好きの旅仲間をもう一人誘って行きます。お酒シェアするのだ。
 

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