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カリデス・タワ karides tava [海老のグリル]

カリデス・タワ 海老のグリル
カリデスkaridesは海老。タワは一般に揚げ物のことですが、フライパン、鋳鉄鍋という意味もあり、鋳鉄鍋で調理された料理として使われることがあります。
バターでさっと炒めた野菜と海老を混ぜ、オーブンでグリルしたもので、
海老の味を活かすためか、トルコ料理に欠かせないオリーブオイルもトマトも控えめ。
地中海料理に通ずる物もあり、万人に愛される味わいの料理です。

トルコ料理はニンニク+トマト+オリーブオイルがたっぷりというイメージですが、
魚介の料理は割とシンプルです。
衣を付けてあげて、ソースを付けて食べたり、このようにバター風味が効いていたり。
肉は羊が一般的なので臭みを消すためにスパイスを多用してきたのでしょう。

トルコ料理には昔から油の二大系統として、オリーブオイルとバターが使われてきましたが、
肉料理にはバターや動物性脂肪、野菜のみの料理にはオリーブオイルを使います。
内陸部は遊牧民族が多かったのですから、肉食に加えバターが作られるのも当然の成り行きです。

獣肉ほど強烈ではなく、野菜よりは個性の強い魚介は、両方をバランスよく取り入れているということ?
特に遊牧民の多かった内陸方面では魚介類をそれほど食べなかったこともあり、
現在になってこのようなシンプルな食べ方が定着したのかも知れません。
(勝手な想像です。あしからず。)

ちなみに日本と同じくトルコでもバターは高価なので、植物性のマーガリンが食卓を席巻しています。

日本の家庭ではあまり鋳鉄鍋などなじみがないですが、作り方は簡単。
耐熱皿で代用できます。
チーズを使ったグラタン風のギュベェチという料理もありますが、シンプル&ヘルシーにどうぞ。

カリデス・タワ 海老のグリルの作り方

材料:

むきえび 250g
タマネギ 中1個
マッシュルーム お好みで
ニンニク 2かけ
トマト 1個
唐辛子 1本
バター 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
塩・胡椒 適宜

  1. タマネギ、ニンニクはみじん切り、唐辛子は小口切り、トマトは1口大に切る。
  2. フライパンにバターを溶かし、タマネギを炒め、いたまったら唐辛子、ニンニクを入れて香りを出す。
  3. 2にトマトと海老、マッシュルームを加え、火が通るまで中火でさっと炒める。
  4. 3を耐熱皿に並べ、塩胡椒、オリーブオイルを回しかける。
  5. 4をオーブントースターに入れ、5,6分加熱したらできあがり!

カリデス・グヤーシュ karides goulush

カリデス・グヤーシュ karides goulush

カリデス・グヤーシュ karides goulush チーズが伸びる

グヤーシュ goulushと言えばハンガリーのシチュー料理のこと。
材料は牛肉とパプリカ、タマネギが入るのが一般的で、
この海老料理がグヤーシュ?ん?ギュヴェチもどきでない?
実はこれ、トルコのエーゲ海沿岸の町チェシメのレストランの料理。
グヤーシュはハンガリーだけでなく中欧各地に広がっています。
そして、ドイツにはトルコ人が出稼ぎに行く代表的な国ですし、
その辺りから伝わって「シチュー」という意味で使われてると推測します。
今後、真相がわかり次第、正式にインデックスするとして、
カリデス・タワの項目にお邪魔して付記しておきます。

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