鮮炸小巻酥 xiān zhá xiǎo quàn sū [イカのカリカリ揚げ]

酥suというのは食べ物がサクサクしているという意味、炸zhaは油で揚げる調理法。衣をまぶしてカリカリに揚げた揚げ物のことで、衣は小麦粉だったり、ベーキングパウダーだったり、コーンフレークだったりします。
小卷zhaxiaoは15cm以下の小さいヤリイカを指す言葉で、台湾では切らずにそのまま衣を付けて揚げることも。
台湾ビールのお供に是非ともお召し上がりくださいませ。

熱炒などでも定番？今まで食べてなかったのが意外なイカフライ

どこででも食べれそうで、今までも何度でも食べているんじゃないかと思っていたイカフライ。
写真を追加しようと探してみたら、他国で食べたものばかりで、台湾では食べてなかったところが意外でした。（知らんがな。）

日本ではイカという名称に種類を加えて「甲イカ」「ヤリイカ」といった風に呼びますが、台湾は甲イカは「花枝」、ヤリイカは「鎖管」、するめいかは「魷魚」と漢字から想像するのは難しい。その上、種類の下にも呼び方がある。

ちなみにヤリイカは15cm以下は小巻で、15cm以上は中巻。（大巻はない（笑））

台湾ではヤリイカをゆでて調味料を付けながらそのまま食べたり、三杯で味付けて、三杯小巻などにして食べることも好まれています。
（三杯＝醤油、酒、ごま油を同じ分量で味付ける調理法。鶏や茄子が美味しいです。）
イカの漢字の表記を読み取って、是非、いろんな調理法で食べてみてください。

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