オユコというツルムラサキ科の芋を千切りにして干し肉と共に炒めた物。水分が多いので炒め煮に近い。
炒めタマネギとニンニク、アヒ・パンカ、アヒ・アマリージョ、塩胡椒で味付けたペルーのお袋の味って感じでしょうか?よく見ると一口大のジャガイモもごろっと入っている。
色が黄色いのはウコンではなくて唐辛子のせいなのが面白い。アジアの食の先入観を持ってみると、カレーにしか見えませんもん。
アンデスの郷土食材を使ったおかず。
オユコはちょっと固そうな小ぶりのメークインって感じ。ジャガイモやユカと共に、昔からアンデスの人たちの主食だった物。普通のジャガイモみたいにほくほくしないそうなのでこうやって千切りにして炒めると美味しく食べられるのでしょう。
味つけはあっさりしていて素朴なお袋の味というか普段着の味。
日本のカレーライスの様な位置づけでは?と推測しちゃう。
今回はちょうど通りすがりの大衆食堂のランチの看板を見て入った。
野菜スープとメイン+うすーいオレンジジュース付きで2ソレス。
スープはくず野菜や残り野菜を全部入れたんでしょう?って感じで、カボチャ、ジャガイモ、チーニョ(乾燥ジャガイモ)、セロリ、空豆、トマト、にんじん、タマネギ、コリアンダー、牛肉・・・と考えられないくらい具だくさんだった。
メニューにあったアロズ(ご飯)・・・入ってたかなぁ?
ペルーの大衆食堂のランチは日本と同じく、大量に作って安く提供していて
スープもおかずも若干ぬるめですが、煮詰まったスープが出るよりはましかも。
観光客向けのレストランのコースだと熱々で出てきますが、値段が何倍もします。
お袋の味的な料理を安く食べたい場合はコミーダでどうぞ。
日本で作る場合は、メークインのように煮くずれない種類のジャガイモと牛こま。
後は、アヒアマリージョ、アヒパンカを準備すればばっちりです。
DON JUANITO ドン・フアニト
Jr. Theodoro Valcarcel , Puno , Peru
ホテルインペリアルの並び。雑貨やのとなりにある大衆食堂。店が開いているときだけホワイトボードに書かれたメニューがかかっている。
店の看板はありません。スープとメインのランチセットが2ソレスと格安。ランチタイムが終わるとメニューの数が5種類くらいに増えて値段もちょっと上がります。