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西蘭花はブロッコリ、蔬は野菜、什はアソートとという意味を持ち、ブロッコリーと五目野菜の炒め物といった料理。
このお店の炒め物は豚肉、イカ、ブロッコリ、フクロタケ、にんじんなどをブロッコリーに合わせて全体に大きめに切った物をニンニクで炒め、スープと共に炒め煮にしてあります。
見た目では薄味のようですが、割と味は濃厚で、大きめに切られた野菜のうまみも充分楽しめる。炒め物よいうよりも温野菜サラダみたいで美味しいです。
中華料理の中でブロッコリーなどの西洋野菜をよく使うのは広東料理のイメージがありました。
調べてみると、浙江料理でもニンニク炒めにしたり、金華ハムと炒めたりするようで、
つまり清国時代に列強に開港させられた、上海や広州、香港に近いところで
この食材が使われるようになったのかなぁと勝手に想像しています。
勿論、都のあった北京でも当然のように出回ったとみられ、北京料理店でも見かけます。
調理法はどの料理店でもニンニクとパイタンスープで炒め煮にしたり、
エビやホタテと炒めたりといったサッパリ味が主流です。
マレーシアは中国南部の福建省などから移住した華僑や華人が多いこともありますし、
華僑、華人が開いているお店に行くと安くて美味しい料理がいつでも食べられます。
特に早朝、深夜に店を開いてくれているのが大変有り難く、旅人は重宝しますよ。
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