チャーChảは揚げる、カーcáは魚という意味のベトナム語。ラヴォンLã Vọngは、ハノイ旧市街にあるこの料理発祥のお店の屋号で、このお店が考えた魚料理がそのまま料理名になっています。ターメリックなどで下味を付けたラン魚という淡水魚をたっぷりの油で揚げ焼きし、その中にディルを一気に投入!バチバチバチっとハーブがはじけて油になじんだところで、ベトナムの米麺ブンと一緒に戴きます。

ギトギトの油の中を魚が泳いでいてなかなか日本ではなじみがないフォルムですが、最近日本でもアヒージョとか流行ってますので、そんな感じと思って貰えば。

さっぱりしたブンと一緒に食べるとあら不思議。脂っこさなんてみじんも感じず。提供された一人前など、あっという間に平らげること請け合いです。

チャーカーラヴォン発祥のお店へいざ

ハノイのチャーカーラヴォンChả Cá Lã Vọng発祥のお店の外観写真
ハノイのチャーカーラヴォンChả Cá Lã Vọng発祥のお店:店名もチャーカーラヴォン

チャーカーラヴォン発祥のお店のある通りには同じ店名のお店がいくつもあるようですが、扉が閉まらず外れているという特徴を頼りにお店を探しました。
情報が古くて直っているとかあるのかなと思ったんだけど、そんなことはなく、見てわかると思いますが、なんか全体的にいろいろゆがんでいます。

チャーカーラボンの店内からハノイ旧市街の眺め。雰囲気ある写真です。
チャーカーラボンの店内からハノイ旧市街の眺め。雰囲気があります。

google mapではオープンは17時からということでしたが、17時少し前に着いても快く案内してくださいました。急な階段を上がって2階が客席で、窓からの眺めがとても雰囲気があって、素敵です。

チャーカーラボンのメニューの写真
チャーカーラボンのメニュー

メニューはチャーカーラヴォン一つだけ。多分地元の方向けにはメニューなど作ってないけど、外国人向けに英語メニューを作ったのでしょうね。

ラミネートが剥がれまくっているところが、なんだか歴史を感じます。料金もあまり変わってないのかな。
1人 170,000ドンだそうです。

チャーカーラヴォンは、ハノイビールで乾杯!ビール代はよくわからず(笑)

チャーカーラボンの調理前のセットの写真。

注文すると、奥の部屋からおじさんが小ぶりのフライパンの中でぐつぐつと油で煮込まれているラン魚をもって来ました。その後、店内の隅に並べられている棚から、ブン、ピーナッツ、ディル、パクチー、ヌクチャムに唐辛子・・・と手際よく並べる。

あれ?チャーカーラヴォンのお供のマムトムがないではないですか。マムトムとは海老の発酵調味料で、癖があるので外国人が嫌うのかもしれませぬ。(欲しいとお願いしたら持ってきてくれたよ。)

ちなみに写真のチャーカーの量は2人前です。1人前だと魚が半分だと思います。

ターメリックで味付けした魚をたっぷりの油で炒め煮。半分揚げている。写真

アイキャッチ画像に載せた写真をもう一回ここで。こんな感じで事前にぐつぐつと沸騰した状態になったところでフライパンをテーブルに持ってきてくれます。
フライパンのおおきさは18cmくらいですかね。それほど大きくはないです。

フライパンの上のチャーカーにディルをたっぷり入れているところの写真

そして、チャーカー(揚げた魚)にディルを一気に投入~。油はねますけど、ディルの量がたくさんなので自分には飛んで来ません。

ディルが山盛りですが、あっという間に油になじんでしんなりしてきます。
そしてすみません。そのしんなりした画像が残っておりません。食べるのに夢中で・・・。

ブンの上にチャーカーとディルを盛って、パクチーをぱらり

自分用の小皿にブンを二口分くらいを盛り付けて、その上にチャーカーとディル、そして、パクチーをぱらり。パクチーの上に乗っているグレーっぽく見える液体がマムトムです。

マムトムって確かどこかで食べたんだけど。フーコック行ったときだったかなぁ?
北部の調味料なのですが、ベトナム全土で食べられているらしいのでどこかでお目にかかったと思います。(でもこのサイトを検索しても出てこない。)

今回の旅でベトナムのスーパーで買って帰ってきたマムトムが楽天でも売られていましたので、リンクしておきます。

料理そのものは塩だけとか、あっさりとした味付けに仕上げて、別皿で調味料を出して、お好みのタレに付けて味変して食べるのです。

クセが多少はありますけど、日本だってもっとクセがある発酵食品ありますしね。

ブンとチャーカーを盛ってパクチーをぱらり。ハノイビールと撮った写真

ブンとチャーカーを盛ってパクチーをぱらり。ハノイビールで乾杯

器に盛って調味料と混ぜ混ぜしたチャーカーラボンの写真

器に綺麗に盛り付けた後は、調味料と混ぜ混ぜして油と調味料をしっかりなじませてから戴きます。この写真を見ると、全く油っぽい感じがしないでしょ。

実際とてもさっぱりしていてつるつるといただけます。
ブンは水分をたっぷり含んでいるので、素麺やうどんみたいに、汁に浸かってないと麺がくっついちゃうのですが、ブンチャーの油がほどよく絡んで麺がほぐれてくれます。

調味料と油と香辛料がうまい具合に麺に絡むので味が綺麗になじむのです。
つるつるとしたブン、お魚のうまみ、ピーナッツのカリッとした食感がアクセントになって、口の中にいろんな味が広がります。ブンがみずみずしくてさっぱりなので、他の具材のコクがぴったりあうんです。

他のお客さんを見ていると、食べ終わる頃に具材を一通り追加しておりました。
最初からたくさん頼むのではなく、熱々の美味しいところを食べるために、追加注文するようです。なるほど。
私はおとなしく1人前で終わりにしましたけども、確かに2人前くらいペろりと食べちゃいそうです。

コクがあるけどさっぱりしていて、ビール片手にバクバク行けちゃうのである意味ヤバいですが、ハノイの名物。是非食べに行ってみて!

Chả cá lã vọng

住所:14 P. Chả Cá, Phố cổ Hà Nội, Hoàn Kiếm, Hà Nội, ベトナム

ハノイでチャーカーラヴォンが食べられるお店はいくつかありますが、
旧市街近辺に宿をとっているなら老舗でどうぞ。

メニューはチャーカーラヴォンと飲み物のみです。1階はバイクとかおいてあるし、一瞬入っていいのか悩みますけど、入口左の急な階段を上ると客席がありますよ。

ハノイのチャーカーラヴォンChả Cá Lã Vọng発祥のお店の外観写真
ハノイのチャーカーラヴォンChả Cá Lã Vọng発祥のお店の外観
ハノイのチャーカーラヴォンChả Cá Lã Vọng発祥のお店の急な階段の写真
ハノイのチャーカーラヴォンChả Cá Lã Vọng発祥のお店の急な階段