ラオス

カオ・クア khao khua [炒飯]

カオ・クア khao khua [炒飯]
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カオは米、クアは炒めるという意味のラオス語。つまり炒飯(焼きめし)のことです。炊いたごはんを刻んだ野菜、肉などと共に炒めたものでパデーク(たまり醤油)や醤油などで味つけて仕上げます。
特にラオス近郊の米はパラパラッとした長粒種のため、そのまま食べるよりも炒めた方が日本人好みの味に仕上がる気がする。
香ばしい香りを放つ醤油の焦げたところの味がまた格別です。

カオ・クア khao khua 炒飯カオ・クア khao khua 炒飯

炒飯。魚醤の香りが食欲そそる。

ラープ・ガイ ラオスの鶏そぼろサラダラープ・ガイ ラオスの鶏そぼろサラダ

この料理はラオス語がわからない旅行者は特にお世話になります。
メニューのない屋台や大衆食堂で、「カオ・クア」というだけで通じ、昼食などで気軽に頼んでしまう一品です。
そばを焼けばミー・クア、野菜炒めはクア・パックというわけで、炒めるという調理法は注文が実に楽。
大衆食堂でも、レストランでもフライパンがある店では何処でも食べられます。
そして米好き、発酵調味料好きの日本人には親しみやすい。
 
ちなみにカオ・クワというと単純に煎った米を指すこともあります。
ラープと呼ばれるラオスやタイ東北地方で食べられる和え物は、
煎った米を粉にしたカオ・クワを最後に混ぜます。
料理の材料としてのカオ・クワもありますよといううんちくですが、
食堂で米粉を頼むわけではないので、参考までということです。