芝麻zhimaが胡麻、包baoが饅頭のこと。胡麻饅頭です。胡麻餡を饅頭の皮で包んで蒸したいわゆる蒸し饅頭で、胡麻の香ばしさやコクに加え、絶妙な甘みとのバランスがよい。
日本では甘い中華まんと言えば小豆あんのあんまんですが、それに比べると胡麻の油分があるからか少し濃厚です。
甘さもあり、味も濃厚で食べ応えがありつつ、蒸し饅頭だからローカロリー。痩せたい。でも食べたい・・・って時に選んだらいいかも?
日本でも中華街に行くと定番の胡麻餡の蒸し饅頭。
写真の中華饅頭は台北の小籠包で有名な小上海のもの。
日本の中華まんと見た目が違うな~と思ったらなかなかです。
ちゃんと老麺の生地で作られているそうです。
老麺とは小麦と水で作った生地を菌で発酵させた物で、日本で良くあるイーストで発酵させたなまっちろい生地ではありません。
饅頭の色が少し黄みがかっているのはそのためです。
お店では毎日菌を降臨させて自然発酵させるのではなく、作った生地を少し残しておいて、新たに生地をこねるときに混ぜて発酵を促していくのだとか。
饅頭にコクのある胡麻餡をどっしりと包み込むだけの力があるという訳です。
お店によってあんこの甘みや味わいも違うとは思いますが、ほどよく甘く、
胡麻の香りが鼻に抜けて、台湾観光で歩き疲れた体をほどよく癒やしてくれます。
台湾にいくとつい小籠包を食べなければという義務感に駆られますが、
たまには饅頭類も是非味わってみてください。
小上海
住所:台北市民生東路四段62号 tel:02-2718‐5783
営業時間 10:30~14:30、16:30~21:00
小籠包が安くて美味しいという評判で日本人観光客も足繁く通うお店。
台北の松山機場に近いので、松山空港発着の飛行機に乗る前後にこのお店で最初または最後の台湾軽食を楽しむのによい。
ビールがあればもっと最高なのだが、日本人は向かいのファミマで買ってから持ち込んだりしてます。
台湾の人は思い思いのスタイルでがっつり軽食を楽しんでおられます。
麺+ちまき+小皿3皿も食べてる細身の女性がいたのにはほんとびっくりでした。
あれだけ食べて太らないんだったら私ももっと大食らいになるのに・・・。