タイ

クン・トート・ソッ・マカーム กุ้งทอดซอสมะขาม [エビフライのタマリンドソース]

クントートソースマカム 海老フライのタマリンドソース
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タイの人はエビ喰い。エビ好きの日本人にもタイ旅行は食の楽しみが止まりません。
フライ(トートทอด)で食べるだけでも美味しいクンกุ้ง(エビ)をタマリンドソースで。ソットซอสがソース。マカームมะขามがタマリンドを表すタイ語です。タマリンドの実を莢ごと煮出して作った調味料ナム・マカームが決め手の甘酸っぱくて爽やかなソースがかかったエビフライ。
エビは揚げずに炒める場合もありますが、衣にソースがしみ込むので揚げた方が美味しい。カロリー高いけど(笑)

クン・トート・ソッ・マカーム・ピアッ エビフライのタマリンドソースクン・トート・ソッ・マカーム・ピアッ エビフライのタマリンドソース

海老フライを甘酸っぱいソースで食べます。

クン・トート・ソッ・マカーム 揚げエビのタマリンドソースクン・トート・ソッ・マカーム 揚げエビのタマリンドソース

タマリンドは黒い色をした豆科の植物。巨大な木に数十センチの莢がぶら下がっています。
自然に落ちるときは乾燥しており固いので、料理用には若い物を使います。
 
タマリンドはインドやメキシコなど亜熱帯、熱帯地域でよく見かけます。
シダのようにギザギザした葉が生い茂った巨木に50センチ近い莢がぶら~んと大量に垂れ下がっている様は、不気味ですらありますが、実を食べてみるとねっとりして甘酸っぱく、豆というとよりやっぱり果物。

クン・トート・ルアムロッド エビフライのスパイシーソースクン・トート・ルアムロッド エビフライのスパイシーソース

南タイ料理は、タイの中で最も辛く、最も塩辛く、最も酸っぱい。
はっきりとした濃いめの味つけの料理が多く、酸味付けに使われる食材の一つがタマリンドです。
また、タイでは調味料としてだけでなく、お菓子やジュースにも
加工されて出回っています。

クン・トート・ルアムロッド エビフライのスパイシーソースクン・トート・ルアムロッド エビフライのスパイシーソース

日本ではタマリンドを束で買ってきてソースを作るという訳にもいきませんので、タマリンドペーストを溶かして使うか、タマリンドジュースを使うといいです。
いつものエビフライの味に変化が欲しい時、是非どうぞ。
タルタルソースなどと違ってサッパリ仕上がっていいですよ。

クン・トート・ソッ・マカームの作り方

材料:

エビ 10尾
塩 小さじ1/2
卵 1個
パン粉 適量
小麦粉 適量
揚げ油 適量
ニンニクスライス 1かけ分
シャロットのスライス 1つ分
唐辛子 好みで

タマリンドジュース 大さじ2
ナムプラー 大さじ1
砂糖 大さじ1 1/2
水 大さじ1
コリアンダーの葉 適量

  1. エビは背わたを取り、塩をふってしばらくおく。
  2. フライパンに油を熱し、スライスしたニンニク、唐辛子、シャロットをさっと素揚げする。
  3. 1に小麦粉、溶き卵、パン粉を順に付けて180度の油で揚げる。
  4. 鍋にタマリンドジュース、ナムプラー、砂糖、水を入れ、一煮立ちさせてソースを作る。
  5. エビフライに3のソース、ニンニク、唐辛子、コリアンダーの葉を添えてできあがり。

 ※コリアンダー(パクチー)はプランターで自家栽培するといいですヨ。
  コリアンダーの種、培養土、プランターがあれば、簡単に栽培できます。

クン・パット・ソッ・マカームの作り方

 

クルアタクシン T.S. Cusine ครัวทักษิณ

クルアタクシンバンコクの南タイ料理店クルアタクシンの外観

89/34-35 Phayathai Road, Rajchathewee Bangkok 10400
 
オカマショーでおなじみのアジアホテルの向かい側、COCO-WALKの中にある。道路沿いから移転した。
 
ハーブの専門家であるご主人の経営する店なので、タイハーブをふんだんに使った繊細な味が楽しめる。
タイ南部出身のご主人が食べ方を教えてくれます。
タイ南部、マレー系料理が中心のお店なので、辛い料理も多く、南部風にパク・ノ(野菜盛り合わせ)を付けてくれる。