![ボン・チエン・リイ・ザオ・トイbông thiên ly xào tỏi[花のつぼみのニンニク炒め]](https://w-foods.com/wp-content/uploads/2009/07/P1090380wp-800x300.jpg)
ボン・チエン・リイ・ザオ・トイbông thiên ly xào tỏi[花のつぼみのニンニク炒め]
チエン・リイthiên lyは、中国南部、東南アジア、インド北部などに生育する蔓科の植物。ボンbôngは綿とか穂、ザオxàoが炒める、トイtỏiがニンニクというわけで、チエンリイという花のつぼみのニンニク炒めです。
青臭さも癖もない花のつぼみをニンニクと薄塩で炒めてあるので、ちょっとだけヌックマムをかけて食べると美味しい。
油も少なめで、素材のうまさをそのまま味わえるので、肉料理や魚料理の付け合わせにもぴったりです。
この花はビタミンやミネラル分も豊富で栄養価が非常に高く、
ベトナムでは人気の食材の一つのようです。
癖がないので、そのまま炒めて食べるだけでなく、牛肉や卵、
牡蠣などの貝類など他の食材と炒めても相性が良いですし、
スープや鍋の具材としても使われます。
また葉っぱや根には薬効もあるようで、民間療法的に薬草として使ったりもするようです。
さて、このニンニク炒めですが、ベトナムのさっぱりとしたご飯に載せ、
ほんの少しヌックマムを垂らしてどんぶり風で食べても美味かった。
ベトナム人はスリムな人が多いけど、これだけ野菜をたっぷり食べてれば
健康的な生活になるよなぁとしみじみとする。
ザオxào tỏiというのがニンニク炒めなので、憶えていると便利です。
肉料理の付け合せに頼んでも重くなくさっぱり食べられて、野菜好きにはオススメです。
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