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ティットthitは肉、コーKhoは煮込むという意味のベトナム語。ヌックドゥアnước dừaはココナッツジュースです。
豚肉をココナッツジュースで煮た料理で、ゆで卵と一緒に煮込むのが一般的です。味付けのベースはヌックマムですが、ココナッツジュースの甘さが強く、ココナッツの香りや甘みが苦手な人には少々不向きかも。
スプーンでちょっとさわれば崩れるほどにほろほろに柔らかく煮た豚肉が、口の中でとろけゆく感覚はたまらぬ美味しさ。これでもう少し甘さが控えめだったらもっと美味しいけど、南ベトナムは甘めの味付けなのでこういうものなのかもしれません。
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豚肉がやわらかーくてほろほろ。
ココナッツと八角の香り、そしてヌックマムのうまみがしみ込んだ油の抜けたほろほろ豚肉。甘さの好みで好き嫌いが分かれます。
テーブルの醤油をかけてみたら、今度は味が濃くなってしまう。
っていうわけで、やっぱりご飯の出番なのであります。
茶碗にご飯を盛り、豚肉、卵をのっけてどんぶりにして頂きます。
基本的にベトナムのご飯はご飯と一緒に食べるとバランスが良くなるように味付けが整えられている気がする。
日本で作るときは手に入りにくいココナッツジュースの代りにリンゴジュースで作ると近い味になるようです。
なるほどね~。とプロの発想に関心しました。
ホアン・イエン Hoàng Yến
7-9 ngo duc ke, Q1 ホーチミン tel8231101 10:00-22:00
ドンコイ通りからすぐのベトナム家庭料理レストラン。
観光客にも便利な立地。
来訪当時は日本のガイドブックにも掲載されていました。
ベトナム人でごった返していますが、回転は速いので割とすんなり入れる。
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