写真を見た瞬間「おおっ、なんじゃこりゃーー!」と驚き、思わず注文してしまった一品。
少し塩気をつけて炊いたインディカ米の上に、フライドポテト、わらじのように薄く伸ばした牛肉ステーキ、そして目玉焼きが載るという豪快なボリビアンジャンクフード。ボリビアのコチャバンバの名物で、コチャバンバではシルパンチョ専門店シルパンチェリアなるものまである。
わらじステーキ。見た目のインパクトがすごい。
ボリビアで牛肉が食べられるようになったのはスペイン入植後に家畜として連れてこられてからのこと。しかし、今ではわりとポピュラーな食材として登場する。
ボリビアで飼育されている牛は一般的に筋張っていて固いのでその固い肉を美味しく食べるために出来たのがシルパンチョ。
肉を少しずつ叩きながら筋を断ち切り、薄ーーく伸ばしたのがこの肉の正体。
パン粉を振りかけながら叩くとパン粉が肉の隙間に入り込み、焼いた後さくさくとした食感を作り出す。
肉の質感を残したまま安い肉を美味しく食べるための工夫ですね。
肉自体に塩胡椒でちょっとスパイシーに味つけしてあるので、半熟に焼かれた目玉焼きを崩して黄身と混ぜながら食べるもよし、ステーキ丼のごとくご飯と一緒にかぶりつくもよし、ケチャップやマスタードを付けてジャンキーに食べてもよし。
超ボリューム満点なので(この皿は直径30センチ近い)、日本人には多すぎるのが玉に瑕。
シルパンチェリアは、うまい、早い、安いの吉野屋的存在らしいです。
ジャンク飯好きのあなたは是非おためしください。
ドゥンボ DUMBO
Av. 16 de julio, La Paz, Bolivia tel:2-231-3331
ラパスのメインストリート 7月16日通りにあるカフェレストラン店頭で売られているアイスクリームに人だかりが出来ているし、店の中のお客はほとんどパフェを食べているので、ケーキやパンぐらいしかないのかと思ったら、ハンバーガーやポテト、シルパンチョの様な軽食も扱っていた。
テーブルを担当してくれた若い男性店員のサービスが気持ちよい。
ただし、お酒がなかったので夜に食べに来るのは物足りないかも。
ラパスは割と食事どころを探すのに苦労しました。
フライドチキン屋とかカフェテリアが多くって・・・。