サンバルはsambalは赤唐辛子をベースに香辛料などを混ぜた辛味調味料、ゴレンgorengは炒めるという意味のインドネシア語です。こちらはカリッカリに揚げた中華麺をサンバル、赤砂糖、ピ-ナッツなどと一緒に炒めながら和えた料理です。
味が相当濃いのでビールなどのお酒のつまみが一番しっくりくるのですが、そこはムスリムの多いインドネシア。酒のつまみではなくておかずになります。白いご飯と一緒に食べると味がちょうど良くなる炭水化物on炭水化物のお惣菜です。
インドネシアのサンバルゴレンってどんな食べ物?
通常、サンバルゴレンという言葉の前か後に素材の名前が来ます。
サンバルゴレンイカンと言えば魚の赤唐辛子炒め。
サンバルゴレンクンタンといえばジャガイモ炒めといった具合です。
日本人も多く住んでいおるジャワ島などでは、様々な素材をサンバルで炒めた料理をサンバルゴレンといいます。
この料理は正確に言うとサンバルゴレン・ミーとかになるのか、
ミー・サンバルゴレンになるのか、という感じがしますが、
食べたのはマルク州セラム島北部のサワイ村というところ。
ご飯のおかずの一品として出てきたのがこちらでした。
1週間の滞在中、晩ご飯に2回出てきたのでポピュラーなのだと思います。
前後に麺料理が出てたら「余った麺を使ったな」と思うのですが、
そうではなくって、きちんと一品物として出てくる。
インドネシアではご飯にクルプックという海老の揚げせんべいを添えて食べますので、
こういう料理が出てきても何ら違和感がないのが本音です。
願わくば、私、キンキンに冷えたビールが欲しかったなーということ。
ムスリムの村の上、冷蔵庫すら普及してないので(昼間は電気がつかない)、
まあ、そんなのありえない話ですが(笑)
ちなみにインドネシア人の旅行者で飲んでいる人いましたけども、
そういう人はぬるいビールを箱で買って持ち込んでいましたね~。