アメリカ合衆国

シー・バス・ステーキ sea bass steak [スズキのムニエル]

シーバスステーキ スズキのムニエル
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シー・バスはスズキ。ステーキは言わずもがな。もう日本語にもなっている英語で肉や魚を焼いた料理を指します。
写真は、幅15センチ、厚みは3センチはあろうかという巨大なスズキの切り身に
小麦粉を付けてバターで焼いたムニエル。・・・これで一人前。
付け合わせが茹でたジャガイモというところがシンプルでニクイ。

シーバスステーキ スズキのムニエルシーバスステーキ スズキのムニエル

西洋の魚の食べ方ですね。アメリカだけど。

カリフォルニアワインカリフォルニアワイン

ステーキというからには焼き魚だろうと思いきや「焼く?それとも揚げる?」という質問が不思議だった。
ステーキという言葉の裏には大きめの切り身にした素材を調理するという意味も含まれているのかなと勝手に想像した。
 
一般的にステーキとは肉や魚を焼いた物を指しますが、実は魚をシンプルに直火で焼いて食べる調理法は、我が国を含め、世界中を見回しても数えるほどの国でしか行われておらず、特に西洋世界では魚を焼く=フライパンに油をひいて焼くとなる。

コンビネーションサラダコンビネーションサラダ

小麦粉を付けてムニエルにすれば、魚のうまみが逃げない上にカリカリと香ばしい風味が加わって白身の魚を美味しく彩ります。
 
ところで、どでかい肉の固まりを最も食べるのはアメリカで、その付け合せとして、大盛りの生野菜サラダが食卓の一つとして君臨するようになったのもアメリカ人の食卓からだそうだ。
(参考文献:食いしん坊の民俗学 石毛直道 中公文庫)
 
魚のステーキというのはやっぱり肉よりヘルシーにという発想から好まれるのだろうなぁとも思ったり。
ステーキ+生野菜サラダはアメリカの郷土料理ってことですかね。
 

ムッソー&フランク・グリル Musso & Frank Grill

6667 Hollywood Blvd., Hollywood CA tel: 323-467-7788
 
ハリウッドで一番古いレストランとして有名なお店。
ドレスコードが心配だったが、みんな普通にTシャツとかで来ていた。
この店に限ったことではないが、ひと皿の量が多すぎる(値段もそれなりに高い)。
日本だったらちょっとしたコース料理食べれるよなぁ・・・なんて考えちゃいけないな。
アメリカってこうなんだなぁと思えばそれなりに納得します。