中学生の頃から学校で英語を習っていた我々日本人は、しゃべるのはともかく英語の読み書きはある程度できる様にはなっている。が、所詮その程度で、字面を追っていても文化までは理解できないものだなぁと出てきた時に笑ってしまった一品。
「七面鳥(もしくは鶏)の王様風?」というふざけた名前につられて注文したら、おおぅ。皿に豪快に盛られたターキーのクリームソース煮に王冠を模して三角形に切られたバタートースト。そうですか。王様風って味じゃなくて見た目!
七面鳥をべったりクリームで食べる。
刻んだマッシュルーム、ニンニク、タマネギをバターで炒め、小麦粉を加えてとろみをつけてクリームソースの土台にします。
そして、一口大に切った七面鳥の胸肉(もしくは鶏胸肉)、パプリカやグリンピースなどの色味野菜と、生クリームを加えて一煮立ち。割とシンプルで簡単な料理です。
七面鳥と言えばサンクスギビングデイ(感謝祭)の定番食材ですが、感謝祭の七面鳥の残りを使って作ることが多い家庭料理だそう。
ソースが超濃厚なので肉は油の少ない胸肉でないと胸焼けします。
生クリームを使う代りに牛乳とマッシュルームクリームスープ缶で作るともっと手軽に作れます。(スープ缶っていうのもアメリカチック)日本だと七面鳥はあまりポピュラーではないので、鶏胸肉でどうぞ。
ブラジル産の鶏胸なら100g39円くらいで買えるからね~。
これまで2回のロストランジットでクリームソースパスタを食べましたが、どれもこれも味一緒でした。ニンニクがものすごく効いた濃厚クリーム味。
超こってりのでろでろソースがパスタに絡みつき、フォークが重い・・・。
麺よりソースを食べている感じでとてもじゃないが食べきれなかった。
(しかもその上にチキンがどかんと1枚乗っていたりする)
ああ、そうか。これがアメリカンスタンダードかと思ったものです。
アメリカのスーパーって牛乳は無脂肪とか脂肪分が少ない物が多いけど
料理が脂肪たっぷりだと余り意味ないんじゃ・・・。いやいや。
ムッソー&フランク・グリル Musso & Frank Grill
ハリウッドで一番古いレストランとして有名なお店。
ドレスコードが心配だったが、みんな普通にTシャツとかで来ていた。
この店に限ったことではないが、ひと皿の量が多すぎる(値段もそれなりに高い)。
日本だったらちょっとしたコース料理食べれるよなぁ・・・なんて考えちゃいけないな。
アメリカってこうなんだなぁと思えばそれなりに納得します。