![目魚面 mù yú miàn [イカのすり身麺]](https://w-foods.com/wp-content/uploads/2012/03/P1200773wp-800x300.jpg)
目魚面 mù yú miàn [イカのすり身麺]
目魚mu yuはイカ、面は簡体字表記で用いる麺のこと。イカのすり身を綿状に細長く成形しながら茹で固めたもので、野菜(恐らく酸菜)を練り込んであるため緑色をしています。
その緑麺をもやし、エノキダケと共に油で炒めた料理で、味の決め手はパイタンスープです。
弾力がある魚のすり身の麺にもやしやエノキの歯ごたえが加わりバランスがよい。唐辛子でほんの少しピリ辛なのもアクセント。中国料理もいろんなモノがあるんだなぁとしみじみした料理です。
中国南部の海岸沿いの都市は新鮮な魚介類が手にはいるため、
魚をメインにした料理が数多くあります。
そして魚、海老、いかなどをすり身を使った料理もいろいろありますが、
団子状にしてスープに加えたモノが最もポピュラーな気がします。
なのでこうやって麺状に加工されたモノはなかなか新鮮でした。
またこの麺を食べた翌日、バスで乗り合わせたお客さんの足下に
「酸菜目魚面」と大きく印刷された段ボールが置いてあり、
「あ!もしやあの緑色は酸菜を練り込んだのか!」と想像。
実際に作るところを見ていないため、今のところは単なる憶測ですが、
福建省では酸菜は料理に多々登場するため、あながち間違ってないのでは?と思っております。
その加工品そのものを確認してくるのを忘れてしまったので、
次回行くことがあったら探します!中途半端な報告ですいません。
土産に買って帰る人がいるくらいだからきっと名物だと思うんですよね。酸菜目魚面は。
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