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アルーalooはじゃがいも、ジンブーjimbuはネパールの高山地帯に生えているニンニクや葱に近いハーブの一種。ジーラjeeraはクミンです。
熱したギー(または油)にスパイスを入れて香りを出し、茹でたじゃがいもを投入してさっと炒め和えたもの。
スパイスをまとわせることで、じゃがいものほこほことした味わいと甘みを引き立てる絶妙の味わい。ほんのちょっぴり塩を加えてシンプルに頂きます。スパイスを買ってくれば日本でも作れます。
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ネパールのハーブ。葱に近い
ジンブーはネパールのムスタンなどで取れるハーブの一種です。高地で取れる貴重な食材であり、薬草としても使われます。じゃがいもや肉などの香り付け、スープなどの風味付けに使われます。
乾燥した葉の香りをかいでみると、ほんのり葱のような香り。
油で揚げることで香りが鮮烈に立ち上り、じゃがいものような淡泊な野菜を際だたせてくれるというわけです。
また、同じように香り付けに使われるのがクミンシード。
インドでは様々なスパイスとミックスして使われますが、ネパールの場合、一つの料理に使われるスパイスの数が少なく、スパイスを食べ慣れない我々にもはっきりわかる形で出てきます。
同じくじゃがいも和えやダルスープの香り付け等でお目にかかります。
ちなみに日本では料理の仕上げに「塩胡椒で味を調える」なんてよくいいますが、ネパールの山の上では胡椒は使われません。
胡椒は暖かい地域で採れるスパイスで、山の上では手に入らないのです。
それが山を下りると味付けに胡椒が使われだすので、興味深いですよ。
世界中のあらゆるものが手に入る日本の方が非常識なのかもしれません。
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