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グンドゥルックgundrukは高菜やほうれん草などの葉野菜を発酵させて乾燥させたもの。漬け物を乾燥させた感じです。バトマスbhatmathは大豆、スルワsuruwaがスープを指します。
乾燥した漬け物に煎った大豆を加えて煮込んだスープで、味付けはシンプルに塩のみ。菜っぱが発酵しているため、スープに酸味とうまみを加えています。
まさにネパールの長い冬を乗り切るためにあるような保存食の組み合わせで、山の民族のおふくろの味なんだろな~としみじみ。
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ネパールの健康に良さそうな素朴スープです。
都市部に住むネパール人は既成のグンドゥルックを買うようですが、田舎に行くとそのとき手に入った野菜で自ら作るようです。
こちらは煎り大豆と合わせたシンプルなスープですが、じゃがいもやタマネギなどと組み合わせてカレーにもします。
煮込み料理の味わいを深くするための食材として活躍するのですね。
使い方は水で戻して炒めたり、スープに入れたりするだけ。
ふえーるわかめちゃんなんかと同じ理屈です。
ネパールでは特に田舎に行けば行くほど、肉料理は贅沢品です。
だからタンパク質は豆からとり、足りないうまみは漬け物で補う。
素朴な味だけど、これこそ食文化なんだろな~としみじみいたしますよ。
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