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サゴ・プディング sago pudding [サゴ椰子のタピオカプリン]

サゴ・プディング sago pudding [サゴ椰子のタピオカプリン]
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サゴsagoというのは東南アジアにあるサゴ椰子から澱粉をとり、タピオカ状にしたもの。キャッサバ芋のでんぷんを取り出して作ったタピオカとも食感も形状もよく似ています。
弾力のある球体のものは噛むとくにくにとした食感が面白く、茹でてココナッツミルクと共にデザートに供されることが多い。
こちらはサゴをプリン状に固めた物にシロップをかけたもの。純粋にサゴの澱粉の食感を味わえるデザートです。

サゴ・プディング sago pudding [サゴ椰子のタピオカプリン]サゴ・プディング sago pudding [サゴ椰子のタピオカプリン]


サゴ自体は澱粉の塊で、あまり味を主張しない淡泊なものなので、
いろいろな材料と併せやすい。
 
このプディングはタピオカをフードプロセッサーで砕き、水を加えて火にかけて
どろどろにしたものをプリン型に入れて冷やして固めるというとても豪快な代物。
砕いて粉になったタピオカが水分を吸ってのり状になるので、粒々をくっつける役割を果たします。
(最初から粉状のものもあるので、砕かないで一緒に混ぜて火にかけてもよい。)
 
弾力のあるでんぷん質の感触とタピオカのクニクニ、ころころとした感触がなんとも不思議。
とにかくとっても弾力があって固い。餅くらいの堅さ??
 
しかし、このプリンに添えられていた蜜の強烈な味にぶーーーって吹き出しそうになった。
すっぱ甘い。なんつーか、うまみの濃い甘い醤油みたいな味。
日本の黒蜜のようなさらっとした上品な甘さを想像していただけに、びっくり仰天だった。
 
そして、添えられていた生クリームが甘くないのも驚きで、
見た目は甘そうなデザートなのに全く甘くないのが衝撃だった。
スイーツとは表現できないなぁ。(お店によって味つけ違うと思いますけども。)
 
タピオカプリンの本体に甘い味が付いていたり、蜜が甘いとヘルシーで美味しいと思います。
甘い物を食べたい!という欲求は満たしませんでしたが、エネルギー補給にはヘルシーでいいかも。