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タイ南部、アンダマン海に浮かぶ素朴な島、リペ島。そのリペ島の小さな茶店で食したのがこれ。
ココナッツミルクの甘い香りが漂うホットケーキの様な軽食で、丸い形のお菓子は甘く煮たココナッツを詰めて丸めた生地をつぶして焼いたお焼きのようなもの。もう一方は、同じ生地を薄くのばして焼いたものにバナナやパイナップルを巻いてあります。
南国チックな香り漂う素朴なお菓子です。
ココナッツミルクと少しの砂糖で甘み付けされているだけなので、ハチミツやコンデンスミルクの強烈な甘さがとても合う。
どちらがkouyee’tee か pompomか確認しなかったのが心残りなんですが。
名前のイメージだと、左がPomPomって気がするけど、どうなんでしょうね~。
リペ島は、元海賊(チャオナーム)の人々が住み着いている島で、チャオレーというのは、北のモーケン族が彼らを軽蔑して呼ぶ言葉とのこと。
しかし、ここの島の人たちは、特にそれを蔑称だとは思っておらず、好んで自分たちをチャオレーとよぶそうだ。
だから「我々の伝統菓子なんですよ」と茶店のメニューにもしっかり書いてあるというワケ。
この料理の英語の名称は「チャオレーサラダ」。
バナナやパイナップルを入れることからそう訳したに違いない。
島で小麦が取れるわけはありませんので、どこかから手に入れた粉を使って作るようになったと思われる一品。
朝食のパンケーキをちょこっとこんな風にアレンジして食べるのも楽しいかも。
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