炒chaoが炒める、海菜hai caiは海の菜っぱ=海草のことです。日本ではよく刺身のツマとして使われている緑色の海草。青柳のりかオゴノリか。その系統の海草を唐辛子、ニンニク、葱と共にスープでさっと炒め煮してあります。仕上げにふわっふわの卵を絡めてできあがり。
卵のふわふわとした食感とは対照的に、海草がシャクシャクと音を立てるので歯ごたえが面白い。油っぽさは全くないのだが、サッパリしがちな海草にほどよいコクがのる。海草を炒めるなんて新発見でした!
海藻を炒めるって発想なかったですよね~。
こちらはマグロの水揚げで有名な港、屏東県の東港で食べたもの。
日本では海藻サラダ、刺身のツマ、酢の物など冷たい状態で食べることが多いため、炒めるという発想自体が斬新でした。
おまけになかなか美味しいからびっくりです。
食べてみると、ホッとするお袋の味のような懐かしさが広がります。
卵がふわふわなのがそう思わせるのかもしれません。
和風で温かいメニューにするとするとみそ汁とかに入れるといいかも。
日本ではこの海草自体を売っているのをあまり見かけませんけども。
ただ、結構高かったので驚きました(炒飯の2倍の値段)。貴重なのかも。
海味珍活海鮮
屏東県東港鎮光復路2段104号 tel: +886-8-8337195
マグロの水揚げ港として有名な屏東県の東港にある海鮮料理屋さん。
有名な東港の中華市場でマグロを食べようと思っていったら、よりによってドンピシャで市場が掃除でお休みという・・・。
仕方なく町中に戻ってお店を物色していて見つけたのがここ。
おばちゃんの笑顔に釣られて入ったんだけど、マグロの刺身も桜エビ炒飯も海草も美味しい。
おまけに結構日本人が来るのか、店の女の子がメモを見ながら日本語で
話しかけてくるのがかわいかったです。「さくらえびごはん」とか。