娃娃菜wawacaiは直訳すると「赤ちゃんの野菜」。白菜を品種改良して小さくした物で、原産地は実は日本です。通常の白菜に比べ固いスジがないため芯まで柔らかく、糖度も高い。さらにアミノ酸の含有量も多いので白菜自体のうまみが濃いとのこと。「高冷」は高冷地で育てられている高原野菜ということ。
この小白菜をニンニク、葱、甘い醤油とで炒めただけのシンプルな料理。炒めることで白菜の甘味とうまみが引き出されて抜群の味になります。最近の中国、台湾では店頭でよく見かける野菜です。
日本で生まれたベビー白菜
娃娃菜は通常の白菜の1/4程度の大きさ。
女性の手でも片手で持てる使い切りサイズの白菜です。
日本では核家族化が進んだことで大きな野菜を消費しきれず、使い切らないウチに傷んでしまったりしたことから、小さな野菜の需要が増えてきたようです。
日本のスーパーではまだ通常の白菜のカット売りが主流ですが、日本を飛び出て台湾や中国で人気を集めているからびっくり。
メニューを開いて「何を食べようかなぁ」と悩んでいると、店のお姉さんが「わわさいにしなさいよ!美味しいわよ!」と熱烈に薦めてくれたのが食べたきっかけなのです。
わざわざ日本語で「わわさい」と紙に書いてくれたほどです。
他の店でもショーケースには必ず並んでいました。
台湾では野菜料理で迷っていると薦める人の多かった。
初めて中国のスーパーで見た時は「さすが白菜の本場だなぁ」と思った物ですが、
まさか日本が作った品種だったとは。埼玉のトキタ種苗さんの種だそうです。
日本だと山形などで栽培が行われているようですよ。まだあまり出回っていませんが。
生食可能なのでレタス包みならぬ、娃娃菜包みもできそう。
見た目だけでなく味もスイート。ニンニク醤油とバッチり合って美味しいです。
甕窯鶏
宜蘭縣礁溪鄉礁溪路7段7號 09:00-22:00(休日24:00)
礁渓温泉の駅から2キロほどの国道沿いにあるお店。
バスで礁渓を訪れる場合、店の前を通ります。休日ともなると駐車場は満杯で常に人が出入りしているのですぐわかる。
店の入口付近でメモを片手にうろうろしている店員さんに声をかけ、席札を貰います。
その後、カウンターで先に料理を注文し、支払う仕組み。
お客さんの回転が意外と速いので混んでいてもすぐ食べられます。
問題は鶏肉が1羽単位でしか注文出来ないことでしょう。
肉の他にも肝とか温泉野菜や茸などいろいろあるのでできるなら大人数で行きたいお店です。