清蒸qingzhengが蒸す、石斑魚shibanyuがハタを指す中国語。長ネギ、生姜の上に魚を載せて、酒、醤油などの少量の調味料をかけて蒸した物。
サッパリとした白身魚にコクを出すため、調味料と共に油をふりかける場合もありますが、このお店は豚の背脂と漬物と共に蒸すことで、漬物の酸味、豚の甘味と脂をプラス。特に豚の背脂は魚に脂ノリが少ない時期に入れるようです。
ハタの骨離れもよく、老若男女誰にでも好かれる味です。
お魚をさっぱり美味しく食べる中華の技法。
清蒸魚は海の魚だけでなく、川魚でもポピュラーな調理法です。
最も合うのは白身魚で、中でもハタはふっくらと仕上がってうまい。
魚の持ち味を最大限に生かす料理なので大事なのは魚の鮮度。
調理法がシンプルな分、ごまかしがききません。
高級レストランなどでは時価=高級な部類に入ってますが、多くの場合、姿蒸しで提供することも関係します。
庶民的な海鮮料理のお店では、人数に合わせて切り身にした上で清蒸にしてくれるため、良心的な価格になります。
これはご家庭でも簡単に作れますし、尾頭付きだと花があってオススメ。
お祝い料理などで作ってみるとよいですよ。
清蒸魚の作り方 リンク
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清蒸鮮魚(チェンチェンシンユウ)
好小子海鮮
台北市林森北路305号 tel:02-2537-2093, 2094
台北駅の北部エリアにある小さな海鮮料理店。
常連と思われる台北のサラリーマンで賑わっています。
店頭で食べたい魚介類や山菜と調理法を指定して注文する。
店主の高さんは材料も調理法も片言の日本語で説明してくれるし、運良く店に娘さんがいれば日本語バッチリなので困りません。(日本に留学していたそうです。)
何たべてもうまかったです。オーナーもサービスいいし。台北に行くと巡回するお店の一つです。