![肉[火庚] /肉羹 rou geng [肉団子入りとろみスープ]](https://w-foods.com/wp-content/uploads/2013/02/P1170998wp-800x300.jpg)
肉[火庚] /肉羹 rou geng [肉団子入りとろみスープ]
肉は中国語圏では豚肉を指すのが一般的。[火庚]もしくは羹はとろみがついたスープのこと。干し椎茸や鶏でとったスープに手でちぎり入れた肉団子や野菜を入れ、澱粉でとろみをつけたもの。全体に甘めで濃いめの味つけなので麺やビーフンを入れて食べても美味しい。
台湾の庶民的な食べ物の一つで、特に温かい物が恋しくなる冬場に人気。生姜や香菜などの香り野菜が滋味深いスープに上品な香りをプラス。美味です。
台湾には一人でも気軽に入れる軽食屋さんがたくさんあります。
このような気軽に食べられるちょっとした食べ物を小吃と言います。
台湾ではその小吃の種類もさることながら店舗数も大変多い。
この肉[火庚] も台湾小吃の一つ。
肉団子だけでなく、魚やイカを具にしたとろみスープの店もあり、
魚の場合は”魚[火庚]”、イカは “魷魚[火庚]”と表記されています。
味の決め手になるだし(スープ)は鶏、豚骨、鰹など店によります。
とろみはキャッサバや芋の澱粉を使ってつけるそうです。
スープがギラギラ、こってりとしておらず、おなかに優しい味で、
二日酔いの酔い覚ましにもぴったり。
(あの薄い台湾ビールで二日酔いになる人はまれだと思うが。)
ただし、香菜は付き物なので、苦手な人はご注意アレ。
ひとこと「いれないで~」って言いましょう。
ちなみに台湾の人はあまりお菓子を食べないそうです。
そして駅弁も相変わらず煮卵に煮豚というバリエーションの少なさ。
台湾には早くて安くてうまい吉野家的な存在の「小吃」店が
そこら中にあるからなのではと思うのですが、どうでしょうか?
冷たい弁当喰うより、できたて熱々の小吃のがうまいに決まってるもん。
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