麻油mayuはごま油、麺線mianxianは小麦粉で作った細長い麺のこと。小麦粉に水と塩を加えながら練った後、細長く伸ばしていったものでいわゆる日本の手延べ素麺に似ています。
麺線を茹でた後、ごま油で和えたものに、ネギ油、揚げニンニクを添えたシンプルな麺料理で、麺のしこしことした食感と小麦粉の味わいをしっかり味わうことができます。
味の濃い肉料理や野菜炒めなどと合わせることで、白いご飯代わりに食べられるバランス。ああ、素麺もこういう食べ方したらうまいだろな~って新しい発見がありますよ。
麺はニンニクだけで食べてもこんなに美味しい。
台湾の麺線は日本の素麺と見た目は非常によく似ているのですが、麺の味わい台湾の麺線の方が粉っぽい。
麺のコシ(弾力)は充分あるのですが、麺のうまみが足りないというか、塩加減とか練り方などに違いがあるようです。
また麺が長めにカットしてあるため麺同士が絡みまくります。
油で和えてもごらんの通りで、一口だけを上手に取るのが難しいくらい。
この麺は煮込んだり、油になじませたりした時に本領を発揮するようで、煮込んでも煮くずれたりびよんびよんに伸びたりしません。
台湾流の食べ方で油炒め、油和え、煮込み麺線はおいしいのですが、茹でた物を日本のそうめんつゆでたべたのは失敗でした。
麺が絡みまくって箸で適量を取り出せないし、めんつゆにも合わなかった。
ちなみに麺線は太さこそ日本の素麺と同じくらいですが、 長さは3倍くらいあります。
写真右下は半生タイプの麺で、50cmほどの麺の束を半分に折りたたんでゴムでとめてあります。
「細く長く生きられる=長生きする」という縁起物の食べ物でもあるので、
赤と金などの色合いを使ったおめでたいパッケージで売られた物が多いです。
麻油麺線の作り方
麺線 人数分(そうめんでよい)
ネギのみじん切り お好みの量(2人分で15cmくらい?)
ニンニク ひとかけ
ごま油 適量
塩 適量
お好みで食べるラー油
- ニンニクは薄切りにしてからりと揚げてチップにする。
- ネギをみじん切りにし、ごま油で炒め、塩こしょうで味を調える。
- たっぷりのお湯に麺線(そうめん)を入れてゆでる。
- ゆであがったそうめんを2に投入してよく絡める。
- 皿に盛り、ニンニクチップをトッピングしたら完成!!
※ニンニクたっぷりの食べるラー油をかけてもおいしい。S&Bのおかずラー油はおすすめ!