![バチャンบะจ่าง [肉粽/ちまき]](https://w-foods.com/wp-content/uploads/2012/09/P1210424wp-800x300.jpg)
バチャンบะจ่าง [肉粽/ちまき]
バチャンบะจ่างは中華粽のこと。中国の福建省からタイに移住してきた華僑がもたらしたもので、タイでの呼び名も福建省の言葉である、肉(バッ)粽(ツァン)からの流れで定着。中華街や市場などの華人が経営するお店で購入出来ます。
一見、普通の中華ちまきなのですが、バイトゥーイと呼ばれる香草に包まれているのがタイ風。味もすこしピリ辛にしてあって、タイ人の好みに合わせてあるのかも。
観光の合間に、小腹がすいた時にでもどうぞ。
タイの華人も旧暦5月5日の端午の節句の時には、風習にちなんで
ご家庭で作ったり、市場で買ってきたりして食べます。
日本じゃいつの間にか5月の節句はこどもの日になってますけど、
無病息災を願うという意味が込められているのです。
ただ、中国でも南部では日常的に小吃の一つとして食べられていますし、
タイでも華人が多い地域に行くと、普通に売られています。
写真の粽は華人が多いサムチュックの100年市場で購入した物。
最も小ぶりなものを購入したら肉が入っていなかったので、
バチャンと呼んでいいのかは若干怪しいですけど。
干しエビがタップリ入ってうまみが強いなぁと思って食べ進んだら、
真ん中におにぎりの具の様に魚フレークが入っていました。
米は糯米ではなくうるち米を使ってあり、他にも卵、蓮の実、まめと
様々な具が入っていました。
特大サイズは右写真(中)のようにより多くの具が入ります。
また薬膳ぽい味に仕上げてあるため、糯米&肉のうまみや脂が
タップリの台湾とか上海の肉粽が大好きな方は、「え?」と思うかも。
薬膳の味はあまり強くなく、エビや唐辛子の味がバランスがいいので
美味しいのですが、日本でポピュラーな味とは似つかないので。
勿論、お店や作り手により、さらに具材によって味つけは違うはずです。
食べあるいて自分ごのみのお店を見つけられるといいですね。
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