ヤムยำは和える、ガイไก่が鶏肉を指すタイ語。(ジン(チン)จิ๊นの意味は調査中。)
ガランガル、レモングラス、コリアンダーシードにロングペッパーなど様々なスパイスと共に鶏肉を煮込んだスープなのですが、唐辛子がこれでもかという位に利いていて辛い!
玉葱などの野菜から出る甘さや、タイ料理の定番の酸味も利いていますが、とにかく唐辛子の強さが半端ではなく、よほど辛い物に強くないと食べきるのは至難の業です。
タイ北部の名物なのでチェンマイに行くと食べられます。辛い物が大好きな方は是非どうぞ。
タイ北部のからーいスープです。
ヤムという名前が付いていることからサラダを連想しますが、具といえるのはほとんど鶏肉と玉葱だけです。
他の材料はほとんどスパイス類で、ハーブもミントとパクチーくらい。
様々なスパイスを混ぜて使うことから来たのだと思われます。
料理のレシピを調べると花椒を使っています。
花椒といえば思い浮かべるのは中国の四川省です。
四川省は唐辛子や花椒を使った刺激の強い料理が多いのはご存じの通り。
また四川省のお隣の雲南省も辛い料理を食べますし、
タイ北部には雲南省から流れてきた中華系住民も居住していて、
雲南料理を食べさせてくれるお店もあります。
そして、タイ語でジン(チン)จินと言えば中国のことです。
ヤムジンガイのジンจิ๊นとは声調記号が少し違っていますが、
中国の四川・雲南の味が関連しているのは?と勝手に想像しております。
中国の火鍋の辛いスープの影響受けてそうな。
タイ語も北方では方言もあるので、方言の可能性もなきにしもあらず。
ともあれこの料理相当辛い唐辛子を使っているので注意が必要です。
スープ自体の味は美味しいんだけど、辛さに負けて完食できなくって残念でした。
ヤムジンガイ(ヤムチンカイ)のレシピリンク
The Good View Bar & Restaurant
3 Charoenraj Road | Wat Ket, Chiang Mai, Thailand
チェンマイのピン川沿いにあるレストラン&バー。
ソンクランの時期に行ったのもあり、タイ人で混んでいて飛び込みでは川沿いの席に座れなかった。
そこそこ流行っているが、従業員のサービスはよくない。
他のレストランでは笑顔で接客してくれるので余計にそう感じる。
味は普通。立地で賑わっているのかなという感じ。