ハイサン hải sảnはベトナム語で魚介類のこと。食のタブーが少ないベトナムでは魚介類も豊富で、様々な調理法で食べられています。
焼くのはヌオンnướng、蒸せばハップhấp 、炒めるはサーオxào、茹でるはルオックluộc。シーフードをずらりと並べたレストランでは、お好みの食材を指さして調理法を指示すれば注文可能です。
冒頭の写真はトムティットtôm tít。丸ごと豪快に蒸した物をレモンと塩でシンプルに味付けてぱくりといただきます。
海に沿って細長い国だから海の幸はよく食べる
海沿いの町ではとれたてのイカ(ムックmực)は定番。
そして、蛤などの貝類は専門店もあり、仕事帰りに貝をつまみに一杯やっている親父であふれています。
貝はソーsò[二枚貝]、ゲウnghêu[ハマグリ]、オックỐc[巻貝]等、形状などで呼び名が異なります。
ただし、貝は当たりやすいので、お腹が弱い人は気を付けたい。
こういう街角貝屋は氷を張ったバットの上に貝を並べるので保存状態がどうかちょっと心配なところがあります。
私の場合はお腹が強いので全く問題ありませんが、一応火を通すとはいえ、注意して。
今回の写真はフーコック島のナイトマーケットにでる屋台。
観光客が多いところなのでメニューもあるのですが、まどろっこしいので食材を指さしながら注文するのです。
そして、バーベキューは店頭で。排煙とともに客寄せ効果抜群。
似たようなお店がいっぱいあるので、ぐるっと回って食べたい魚があるお店を選ぶといいです。
隣のチェー屋さんからチェーを持ち込んでもOKなので、締めはデザートという方は、チェー屋の隣の屋台を選ぶといいかも。
参考:海鮮屋さんで注文に必要なベトナム語の調理用語
炒める xào サオ
蒸す hấp ハップ
茹でる luộc ルオック
揚げ焼きする chiên チエン
生で食べる ăn sống アンソン
炒る rang ザン(ラン)