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ミャンマーの東北部シャン州は、中国、タイに国境を接する町で、料理も我々がイメージするビルマ料理とは全く違う。
土地柄か、食べ物もタイ料理と中国料理をミックスしたような感じで、ご飯、スープ、炒め物を中心としたラインナップ。
食材も日本人になじみの深いものが多く、大変美味しく頂けます。
写真は、ラーショーにある名もない食堂(恐らくミャンマー語で書かれていてわからなかっただけかと・・・)で食べたシャン料理の数々。
左上から、コラーゲンたっぷり豚足のふるふるスープ、ごはん、豚肉とタマネギ、ピーマンの醤油炒め、豆腐・鶏・グリンピース・空豆の塩炒め(沖縄の豆腐チャンプルーみたい)、大根菜と香菜の炒め物。
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他国との国境が近づくと民族も料理も変わる。
豚足スープは、塩味が濃いめですが、豚の脂の甘みとだしがほどよくマッチ。長時間ことこと煮込んだと思われるふるっふるの豚足はもうとろけそうな味わい。
大根菜と香菜の炒め物は、ほんのちょっぴり聞いた唐辛子と香菜の香りが鼻に抜けていく感じが、さわやかです。日本だと、この二つの香菜は入れないもんね。
ビルマ料理は、ぐつぐつ煮込んで野菜の陰も形もない感じですが(その分、生の葉っぱを食べる)、東北に来ると素材が存在感を表してきます。
きっと、ヤンゴンなどの暖かい土地では、痛まないように油が出来るまで煮込んじゃいますが、
シャン州は山の上なので、そういう必用がないのでしょう。
他民族国家は、食事一つとっても面白いですね。
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