インドスナックの定番!材料も味付けも日本人が抵抗なく食べられるので、インド滞在中にこれを食べない日本人はなかなかいないと思われます。インド風餃子とかインド風コロッケとか言う人もいるが、餃子にもコロッケともイメージは違って、小麦粉で作った厚めの皮にスパイシーに味付けされたマッシュポテト(まれに挽肉が入っている場合もある)をピラミッド型に包んで油で揚げた物です。パイというには皮が厚めなのでサモサはサモサでしかない感じ。
レストランではカレーの箸休めとして食べたりするが、私はどちらかというと屋台やお総菜屋で買い食いする方が多い。
インドのカレーポテト。春巻きみたいな皮に包んで揚げる。
サモサの作り方を掲載したサイトの代表的な物を下記に紹介します。
中身の具がカレーコロッケにそっくりなのでカレーコロッケという人がいるのかもしれません。
ただしコロッケに比べるとジャガイモのつぶし方は粗めな場合が多く、サモサの方がジャガイモのほこほこした味を楽しめると思う。
餃子の皮よりもかなり厚めの皮でたっぷりと具を包み込み、低温で時間をかけてカリカリになるまで火を通します。
作っているところを見ていると、フライパンに浸るくらいの油の中にサモサをぎっしりと敷き詰めて揚げているので、油の量が少なくてすむし必然的に低温でじっくりと揚げることになります。
注文したら作り置きのを「はい」って渡されちゃいますけど、揚げたてを待ってた方が美味しいのが食べられるかも。
ちなみにインドのラジダニエクスプレスは食事付きの特急列車。
夕方便は食事の前にイブニングブレックファーストにサモサが出ます。
必ずサモサと決まっているかどうかは不明ですが、少なくとも私は2回乗って、2回ともサモサがでました。
大量のサモサを一斉に揚げるので、油ぎりも充分ではなく、ちょっと油っぽくてギトギト、べたべたになってました。
むしろハエがたかっているような町中の茶店の方がうまかったりもする。
屋台などでは大量に作り続けて油が古いこともあり避ける人は避けます。
高温で揚げてあるので滅多におなかを壊さないと思いますが。
ちなみにインド大手メーカーのハルディーラムからサモサの形をしたサモサ味のスナックがありますが、これは日本人の口にはあいません。
スパイスの味がなじみません。ご留意ください。
お菓子なので勿論、ジャガイモのほっこり感もありません。
私も初インドの時、あけぼのの揚げせんべいをインド人にあげたら「まずい」と言われたので、こればっかりは味覚の好みの問題です。
(結構、お高いせんべいだったのに。もったいなかった~!)