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ホーห่อが包む、モックหมกが覆う、プラーปลา魚という意味のタイ語。魚のすり身や野菜をココナッツミルク、唐辛子、ニンニクなどの香辛料で味付けしたものを器に流し込み、蒸し器で蒸した料理。白身魚のすり身を使ったものが一般的で、味付けはレッドカレーに近い。
写真のホーマックはバナナの皮で作った器にキャベツをひいて生地を流し込んであり、ふわふわでピリ辛の魚のすり身にキャベツの甘みが箸休め的な役割でほどよく絡んで美味しかった。ココナッツミルクでマイルドになるとは言えそれなりに辛いので、辛いのが苦手な方はご留意を。
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魚のすり身。色が日本とは相当違う
ホーモックはお祝い事のときによく出される料理で、この料理を食べるとお金持ちになれるといわれているそうです。
屋台や作り置きの大衆料理屋にも並んでいることがあるので、観光客でも割と口にすることができます。
ちなみにホーモックはプラーの他にもエビやイカなどを入れて具だくさんにしたホーモック・タレーや貝入りのホーモックホーイ。
さらに魚がベースではなく、鶏肉ベースのホーモックガイもあります。
ホーモックガイの場合、鶏肉を適当な大きさに刻んで、
タケノコや香辛料などと一緒に包んで蒸し上げた包み蒸し的な物から、
魚と同じように鶏肉もペースト状にしてから味付けして蒸した
いわゆるつみれの蒸し物のようなものとに別れます。
鶏肉の方が魚を使った物よりもふわふわ感が少なく、しっかりした食感です。
素焼きの器やバナナの葉の器で出てくるところがエキゾチックで
異国の料理を食べてるな~と盛り上がるので、見かけたら食べてみてください。
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