ヤムยำが和える、タクライตะไคร้がレモングラス、クンกุ้งはエビ。そしてシアプเสียบというのは中に入るという意味のタイ語。つまりエビとレモングラスが入った和え物(サラダ)です。
小口切りにした生のレモングラスに玉葱、唐辛子、カシューナッツ、コブミカンにミント。そして干しエビを投入し、ナムプラー、酢、砂糖で和えてあります。野菜やハーブのシャキシャキした食感と爽やかな香りにエビのうまみ、カシューナッツの油分が妙に合う。体の中からすーっと涼しくなるような爽快感のある料理です。
レモングラスの香りを余すとこなく楽しむ?エビ好きに
レモングラスといえば香りこそレモンのように爽やかですが、かじると筋っぽくて竹でもかじっているかのような印象があります。
トムヤムクンのレモングラスをぺっとはき出していたものです。
収穫したてのフレッシュな状態だと生食できる。少し固めのミョウガの様な感じです。
ミョウガよりもちょっと癖が強いのでナムプラーがよく合うし、レモングラスが魚介類の魚臭さを中和してくれる役割もあります。
タイの南半分の地域は年中高温多湿な気候をしているので、
唐辛子使った辛い料理や生野菜をよくたべます。
このようなものを食べることで体の中から火照りが抜けそうです。
ビールのつまみにもいいんでないかなぁと。
町歩きでガンガン汗をかいた後、食べたらうまいです。きっと。
ただし、香味野菜が苦手な方はだめかも。私はミョウガも生姜も好き。
クルアタクシン T.S. Cusine ครัวทักษิณ
89/34-35 Phayathai Road, Rajchathewee Bangkok 10400
アジアホテルの向かい側、COCO-WALKの中にある。
ハーブの専門家であるご主人の経営する店なので、タイハーブをふんだんに使った繊細な味が楽しめます。
タイ南部、マレー系料理が中心のお店なので、辛い料理も多く、南部風にパク・ノ(野菜盛り合わせ)を付けてくれる。
いつもお客さんが少ないので心配してしまうのですが、行くとあるのでなんかホッとします。