ケソquesoがチーズ、ポブラーノpoblanoが大きさがピーマンの2倍くらいある大きな唐辛子のこと。ポブラーノの種を出し、チーズを入れたものに小麦粉で薄衣をつけて揚げた料理で、仕上げにトマトベースのソースがかかっています。
大きな唐辛子がお皿にでーんと鎮座する姿は威風堂々としており、一口食べてそのうまさに驚愕。適度に肉厚でピリリとしたアクセントがある唐辛子の中にはいったチーズがとろりと口の中にとろけ、とっても幸せな気分になる。メキシコで食べた中でもっとも気に入った料理です。
ピーマンのチーズ詰め。
要はピーマンがメインディッシュになったようなものなので、最初にこの皿が運ばれてきたときは「え?これだけ?」と落胆した。
ところが一口食べてその考えは間違っていたことに気づきました。
すぱっと切った断面は、赤、緑、クリーム色のコントラストが美しい。
同じポブラーノ品種の唐辛子を使った肉詰めのチレス・エン・ノガタはメキシコの国旗カラーで独立記念日に食べるお祝い料理だというが、同じ緑、赤、白であるならば、私はケソ・ポブラーノを押したい。
フォークで刺せば今にもこぼれ落ちそうなとろとろチーズ。
クリーミーでふわふわでほんのり甘みがあるチーズを、唐辛子がぴりっと引き締め、さらにトマトソースの甘酸っぱい酸味がより味を引き立てる。
見た目だけじゃなく味も絶妙のコントラスト!
もう一つ食べたい!っていう気持ちを理性で我慢しましたもん。
なんで一つしかさらにのってないのよ~って感じです。
日本だとここまで大きな唐辛子もピーマンも売っていないので、
満願寺唐辛子とかにチーズを詰めて作るとおいしいかも。
チーズはカマンベールあたりがいい気がしますが、数種類いれてもいいかも。
そして、揚げるとカロリー高くなるので焼いてみよう。うーん。うまいに決まってる。
Potzollcalli ポソルカリ
ソカロの近くにあるメキシコの郷土料理店。
メキシコ料理のチェーン店で、明るく、内装はファミレスチック。
たまたま混んでいる時間帯に行ってしまったため、かなり待たされました。しかも従業員の裁きが悪くて怒って帰ってしまった客も多数。おいしかったけど土日は避けた方がよいかもしれません。
座席がら空きなのにお客を入り口で30分待たせるのは不思議でしたねぇ。せめて席に案内くらいしてくれてもいいのに。