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ファスリエfasulyeはトルコ語で白インゲン豆を指します。
クルがつくと「乾いた」、つまり乾燥豆。ターゼは「新鮮」という意味で、生の莢付の豆のこと。
乾燥した白インゲン豆を水で戻してから、煮込んだ料理。羊肉も一緒に煮込むこともあります。
豆料理なだけに地味な上、見た目がスープに近いので、付け合わせかと思いきや、これはトルコ人のお袋の味であり、立派なメインディッシュです。
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トルコのお袋の味。白インゲン豆のトマト煮込み。
クルファスリエもターゼファスリエも街のロカンタに大抵並んでいます。
煮込んだ豆にサルチャと呼ばれるトマトペーストで色づけをしてあり、素朴で優しい味わいです。スパイシーで味つけの濃い羊料理に飽きた頃に食べるとほっとできる。日本の料理で例えると、肉じゃがやカレーあたりの位置づけのようです。
しかし、私、子供の頃この料理食べていました。
というのも、給食のメニューに毎月必ず入っていたのです。
「豆の煮込み~?!」とこのおかずの時はがっかりだったのですが、
と、トルコ料理だったとは・・・。栄養士さんってば国際的だったのね!
乾燥インゲン豆を戻していたのか、缶詰だったのかは謎ですが、
安くて栄養たっぷり。給食メニューとしては理にかなっていると思います。
子供が喜んだかどうかは別の話ですけど・・・。
私はちゃんと残さず食べたけど、特に好きじゃなかったな~。
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