インドに行くと多くのレストランでトマトスープがメニューに掲載されています。ニンニクや生姜で香りを付けたトマトの形が残らないピューレ状のスープで、タップリのトマトをじっくりことこと煮込んだやや濃厚なスープに仕上がっていることが多い。
胡椒や唐辛子がアクセントにきいている上にトマトの酸味が食欲をそそります。
クリアスープとクリームスープの場合がありますが、クリームスープがよりマイルドで食べやすいです。
野菜が食べたくなったらなんとなく頼む。インスタントの時もあるけど。
インドで食事をする時、つい注文してしまうのがこれです。
当たりはずれが少ないし、特に観光などで疲れた時に、このスープを食べると、五臓六腑に染み渡って疲れが吹っ飛びます。
カレー系は食べ慣れないスパイスが入っていることもありますし、特に北のカレーは油も多いので胃に重かったりしますが、トマトスープはまずそういうことがありません。
体調を崩しがちのインド旅行では結構重宝する味です。
ただし、ちゃんとトマトから作っている店ばかりではなくて、インスタントスープの素を使っているお店も結構あります。
インスタントはトマトのうまみが薄くてイマイチです。
純粋なインド料理というわけではなく、チリチキンと同じで、インド中華だという話を聞いたことがありますが、中華とはとても思えない味です。
やはり中華系のスープとは異なり、味はかなり濃い目です。
一口にトマトスープといってもクリアスープが出てくる場合と、クリームスープが出てくる場合があります。
味付けが濃いのでクリーム系が食べやすいかな?
インドの夏は40度を超える暑さだったりしてかなりばてるので、そういう時にスープとチャパティで乗り切るといいかも。