カリkariはカレー、ペパヤpepayaはパパイヤのこと。熟す前のパパイヤを主たる材料にしたスパイス煮込みです。
熟す前の青い物を使っているため、パパイヤ独特のねっとりと舌にまとわりつくような甘さはなく、食感は瓜やキュウリを煮込んだものに近いです。パパイヤがさっぱりしているので、ココナッツミルクの甘みとコクが加えることでバランスが良くなっている感じ。
肉や魚料理の副菜として食べても、これをメインにしてもどちらでもいけます。
果物を使ったカレーはパパイヤだけではありません。
パイナップルやジャックフルーツなども熟す前の物が野菜のように使われます。
写真のカレーは青パパイヤ、にんじんを一口大にスライスしたものに、
ココナッツミルク、生姜、ニンニク、ターメリック、ほんの少しの唐辛子で仕上げてあり、
ココナッツミルクさえ苦手じゃなければ日本人でも抵抗なく食べられる。
青パパイヤはキュウリみたいなさっぱりした夏野菜の感覚なので、
タイのソムタムの様に和え物にしたほうが美味しいかなぁ~って気はしますが、
煮込んだ方が体を冷やさなくていいので健康的といえば健康的。
バリのレストランでは、サテなど、肉や魚をシンプルに食べる料理が多いので、
付け合わせには野菜だけを煮込んだり和えたりしたものを選ぶのがオススメです。
パパイヤカレーのレシピはこちらをご参照ください。
Patal Kikian
バリ島シメデン道路沿いのイセ村にある絶景で有名なロスメン看板を目印に5分ほど坂をあがるとフロントがある。
昔は食事は宿泊料に含まれていたようですが、最近はアラカルトです。
ライステラスの向こうにそびえるアグン山を眺めながら、テラスでのんびり過ごせば時の流れが止まる。
本をたくさん持って引きこもりにいくといいですよ。