ケリピックkeripikはカリカリのチップス、タラスtalasがタロイモのことでタロイモチップスです。インドネシアでは、日本でおなじみの袋入りのポテトチップスなどはとても高く、地元で採れる芋類を使った手作りのチップスが幅を利かせています。
ポテトチップスの様にさくさくと軽くなく、固くて噛みごたえがあり、かけらが歯茎に突き刺さりそうなくらいですが、厚めにスライスされている分、芋の甘い味わいが濃く、やみつきになる味。安くて手軽に食べられるおやつのひとつです。
ジャガイモよりしっかりして食べ応えのあるスナック
ジャガイモは日本にはインドネシアのジャカルタから伝わりました。
南米からヨーロッパ経由でインドネシアに着いて、さらにぐるっと日本までやってきたのでしょう。ずいぶんと長旅をしたものです。
インドネシアに来てみると、ポテトチップスは工場生産のものばかり。
屋台では南国特産のタロイモやキャッサバなをを使ったチップが多い。
これは栽培しやすいこと、値段が安いこと、そして湿気にくいことが関係しているのかなぁと推測します。
味は甘味の弱いさつまいもっていう感じですね。
ジャガイモよりも甘味はキツく、噛めばかむほど甘味が増える。
塩味、カレー味、プレーン、砂糖味などバリエーションも豊富。
甘くしてもしょっぱくしてもどちらでもおいしいです。
タロイモを使う他にキャッサバ芋を使ったチップスもあります。
私が旅行した時はジャワ島はタロイモチップスが一杯出回り、バンダ島はキャッサバ芋でした。
スーパーに行くと工場生産品のこれらのチップスも売られています。
よーく噛んで食べるので満腹感もあるし、腹持ちもいいし、おまけに安い。
おやつに悩んだ時にでも買ってみてください。