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テロールtekurは卵、カカップkakapはフエダイ、ダウンdaunというのが葉っぱという意味のインドネシア語。ウォクwokuはスラウェシ島のマナドの言葉で蒸すという意味です。魚卵をほぐし、レモングラス、唐辛子、コブミカンの葉などを混ぜて葉っぱで包んで蒸した料理で、魚卵ではなく魚の身を使うこともあります。
プチプチとした食感がなんとも面白い上に香菜や包んである葉っぱの香りが心地よいのですが、強烈に辛い!
辛い物が得意な私でも涙目でした。
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葉っぱの香りが爽やかなインドネシアの魚料理
マナドではウォクというと鍋で蒸し煮にした料理にも使われます。ウォク・ブランガというのがそれでブランガが鍋という意味です。こちらの料理はウォクの後ろにダウンが付くので葉っぱ蒸し。
葉っぱは鍋代わりというだけでなく、香りが爽やかなので、魚介類と一緒に合わせると生臭さも消えて一石二鳥?
また、バナナの葉っぱは殺菌効果があると言われているので、傷みやすい魚介料理に使うのは理にかなっているかも。
またマナド料理は唐辛子を沢山つかいます。
唐辛子も殺菌作用が強いけど、その唐辛子の量がハンパじゃないので、おなかの中が殺菌されて善玉菌がみんなでていってしまいそう・・・。辛さって味覚じゃなくて痛覚なので、食道や胃の中でもピリピリする。(へたすると翌朝大変。)
カカップの卵は明太子に使われるすけそうだらの卵よりもちょっと大きめ。
魚卵を被う皮が薄いのでプチプチとした魚卵の食感を楽しめていいです。
辛いのが苦手でなければビールのつまみに最高です。
辛くてほんのり酸味があって、香りが爽やか。そして食感が面白い。まさに珍味ですよ~。
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