冬に現れる屋台の名物。韓国の伝統的なお菓子のひとつで、餅粉いりのモチモチとした生地に黒砂糖、シナモン、くるみなどを包んで円形につぶしたものを焼いたり揚げたりしたもの。
黒砂糖が熱で溶けて黒蜜の様にとろとろのところをかぶりつくと、優しい甘さが口の中にじゅわーーっと広がっていきます。 砂糖のストレートな甘さをシナモンの香りと苦みでうまさ倍増!
地味な見た目の割に感動的な味わいなのです。一度食べたらぜーーったいにやみつきになります。
韓国のほっとするようなおやつ。
ホットックは、中国から伝わった餅(トック)の中の一つで、異国のものという意味の胡(ホッ)がついてこの名前になったそう。
このページの最初の写真は、エンナルチュングホットック。生地に具を包んで丸く伸ばしたものを丸い鉄板ではさんで焼いてある。ホットサンドメーカーみたいな形のものです。
油を使ってないのでさっぱりしている上に生地がカリカリで香ばしいです。
餅粉の他に小麦粉やトウモロコシ粉などを混ぜてあったようです。
2つ目の写真は、油を使って焼いたホットック。
たっぷりめの油で焼き揚げる感じで作るお店や鉄板にバターを引いて焼いているお店などがあります。
個人的には油を使わずに焼いたものが香ばしくて好きですが、揚げたのはいつまでも熱々だし、油と餅と黒蜜のこってり感もなかなか。つまり、どっちも美味しいです(笑)
これ日本で売りだしても絶対に流行ると思うんだけど、見た目が地味なのと、できたて熱々じゃないと美味しさ半減なので、流行らすまでが難しそうだと思ったりします。
韓国旅行中、ちょっと小腹が空いた時に是非どうぞ。
そして、はまってしまったあなたは是非ホットックミックスをお土産に買って帰りましょう!
おしべらつきで売ってます。
勿論、日本で材料を買って一から作ることも可能です。
生地を寝かせるのに時間がかかりますが、作り方はとっても簡単です。