セクワsekuwaはスパイスをまぶして焼いたネパールの串焼きのこと。カシkhasiが山羊、koが~のという意味なので、山羊肉を串焼きにしたものです。
一口大に切った山羊肉をニンニク、生姜、コリアンダーシード、ターメリックなどの多くのスパイスに漬け込んでから串に刺し、炭火でじっくりと焼いたもので、レストランでは串からはずして野菜や米をそえて出されることが多い。一口大なので食べやすいです。
ネパール風の羊の串焼き。串から外して出てきた。
山羊や羊のお肉は固いとか臭みがあるイメージがありますが、インド亜大陸近郊ではその欠点を補うためにスパイス類、時に唐辛子をものすごく効かせて味付けされることが多い。
しかし、ネパールの場合、この串焼きに限らず、煮込みにしても全体にスパイスの使い方が控えめなので、スパイスに慣れない日本人にもわりと食べやすいです。
肉質は噛みごたえがある牛の赤身肉のような弾力なので、脂身が多い肉が好きな人は向かないかもしれません。
私は霜降りステーキ食べると胸焼けする方なので、こういう肉のが好きですね。
もし赤身肉が苦手な方は、鶏肉のセクワを選ぶといいですよ。
ネワール族が多い、カトマンズ周辺などでどうぞ。
タメル・ハウス
カトマンズ、thamel Tole tel 4410388
カトマンズの旅行者の集まるタメル地区にあるネワール料理レストラン。
100年前の建物を改装して作られており、ネパール舞踊のステージなどもあって、外国人観光客でにぎわっています。
コース料理だといろんな料理が少しずつ食べられるので、多くの人がコース料理を頼んでいますが、量が多めで値段も高くなるので、それほど食べたくなければ単品でオーダーした方がよいと思う。
ウェイターの態度も気持ちいいし、サービス料を払うのに抵抗もないお店でした。