糯nuoは糯米、肉rouは豚肉のこと。焼麦は日本のシューマイに近い物で、小麦の粉を使って包んだ物を焼いたり蒸したりする料理を総称です。煮込んだ豚肉と糯米を混ぜたものを小麦粉で作った薄い皮で包んで蒸した料理で、粽を包む竹の皮の代りにシューマイの皮で代用したような、中国版のおこわおにぎりを食べているような感覚の料理です。
糯米がずっしりと腹に溜まるため、一人で一蒸籠は無理がある。
人数が集まった時におかずと一緒に頼みたい料理です。
台湾は蒸し物もうまい。小籠包だけじゃもたいない。
焼麦は中国の内モンゴル地区が発祥で元々は稍麦といいます。
稍麦とは麦の穂を指し、川で包んだ形が麦の穂に似ていたからこの名前に名称が付けられました。
その後、稍に焼という字が、麦に売という字が当てられました。
日本では焼売と書く方が一般的です。
元々は中国北部で発祥した料理ですが、現在は南部の飲茶などでもおなじみになりました。
日本ではおかずの一つの焼売も中国ではバリエーションが豊か。
ご飯だけの焼売は、粘りけのない中国のお米をまとめるために
できたアイデア料理のようです。
こちらは糯米を使っていますので、粘りけは米だけで充分。
甘辛く炊いた肉のエキスを吸い込んだおこわはシンプルながらもやみつきになる美味しさです。
野菜のおかずをプラスすれば立派な食事の完成!
糯米やうるち米で作った焼売は、お弁当にもよいですよ。おにぎりの代りに是非どうぞ。
鼎泰豊
台北市信義路二段194号 tel: 02-2321-8927、8928
小籠包を世界に有名にした名店。薄くて柔らかい皮とジューシーなスープのバランスが絶妙で何個でも食べられる。
台湾人にもこよなく愛され、いつ行っても大行列のお店。
海外で最も支店が多いのが日本。日本では高島屋系列のデパートに出店していて、店が広くないからやっぱり行列しています。
日本のお店では小籠包以外のメニューはなんだか普通って感じでしたが、
台湾のお店ではもちっと上海風の皿が多かったです。
上海でも小籠包たべたけど、台湾の味の方がやっぱり私は好き。