カーオ・マークข้าวหมากは、米の発酵食品、いわゆる麹です。あまり発酵が進んでおらず米粒が残った甘酒で、一口食べると爽やかな酸味と甘味がぷーんと口の中に広がります。
お店で売られている商品は賞味期限が2ヶ月以上と長いので、恐らく発酵が進むとどんどん米粒の形がなくなっていくはずです。
甘酒っぽく発酵が進んでからどろどろの液体をすするもよし、米粒が残る状態でプリンの様にスプーンで食べるのもよし。ベタベタした甘さが残らないため、食後のデザートでも美味しいはず。
タイの米から作った甘酒です。
甘酒といってもアルコール分はほとんどはいっておりません。
ほんのりとヨーグルトみたいな爽やかな酸味が広がるだけで、日本の甘酒の様なアルコール分を期待すると期待はずれです。
例えば、日本酒をすこーしだけ使った日本酒ゼリーみたいな感じで、香りは間違いなくお酒なんだけど、酔っぱらうほどではありません。
こちらはうるち米ベースの麹にと糖分を加えてあるようでしたが、蒸した糯米と麹を混ぜて作る人もおられるようです。
その場合、すこし糯米のもちもちとした弾力が楽しめるそう。
(勿論、発酵が進んでいくと分解していくんでしょうけど。)
ちなみにカオマークのカオはお米のこと。マークは果実を指していた言葉が、転じて檳椰子を指します。
お米から果物の様に爽やかな香りが漂う所からついたんでしょうね。
スッキリした味わいで、蒸し暑いタイでも食べやすいお菓子です。
バン・カノム・ヌンタワン BAN KANOM NUNTAWAN
607 Moo 5 Petchkasem Rd., Baanmor, Muang,ペッチャブリー
ペッチャブリー名物のスイーツのカノム・モーゲンが評判のお店。
ラマ4世の別荘地カオ・ワンの西側の国道沿いにある。
歩道橋もなく車が疾走する国道を渡らなければならないため、足腰に自信がない方や子連れの方は、町中からモトサイやソンテウをチャーターして来たほうがよいです。
お店の一押しのカノムモーゲンは、緑のお椀マーク付き。
また、それ以外にもお土産になる様な焼き菓子など、いろいろなお菓子が売られています。
日本に持ち帰るのが大変な場合は、併設のカフェでお茶していく手もあります。