食のコラム

家庭菜園で収穫した空芯菜の使い道を考えてみる。

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7/3に収穫した空芯菜
市民農園の抽選が当たり家庭菜園デビュー。
虫にもあまり好かれず病気にもなりにくく初心者にも簡単という、
大好きな空芯菜を栽培してみました。
元々空芯菜は中国南部の温暖な気候で栽培されていた野菜ですが、
それがどんどん南下して東南アジア中で食べることができますね。
私はタイ風の味付けが一番すきです。
しかし、猛暑で収穫しても収穫しても追いつかず、
いくら大好きでもいい加減飽きた。ほ、他に食べ方ないかなぁ・・・。

定番のタイ風空芯菜炒め:パックブンファイデン

空芯菜炒め タイ風 パックブンファイデン
まずは大好きなタイ風に調理していただきました。
炒めるとかさが減るのでフライパン一杯あったはずがこれ。
パックブンというのが空芯菜。ファイデンは炎っていう意味で、
つまり、炒めているときに炎があがるからついた名前です。
生唐辛子、ニンニク、タオチオ(タイの豆みそのような調味料)、オイスターソース。
味の調整に醤油と砂糖をちょこっと入れるだけです。タオチオが味のポインツ。

収穫したての空芯菜はすこし粘りけがあって今まで食べたどんな空芯菜よりもうまかった。
流通にのった野菜を出されるレストランと、家庭菜園でここまで素材の違いがでるものかと、
ちょっとびっくりしました。

中華風空芯菜炒め:蒜炒空芯菜、蒜炒抽筋菜

空芯菜炒め
中華風の空芯菜炒めはニンニクと塩胡椒がベースです。
中華っぽく、少しスープも加えてます。
(白湯スープの代わりにウェイパー使ったけど。)
フライパンに油とニンニクを入れて香りを出した後、
空芯菜を入れて一気に炒めます。スープも適当に。
空芯菜は炒めすぎると黒くなるので、強火で一気に仕上げるのがコツです。

空芯菜の(育ちすぎた)茎のきんぴら

空芯菜の茎のきんぴら
食べるのが追いつかず、茎がここまで成長してしまいました。
ここまで育つとえぐみが強く、炒めてもあまりおいしくない。
とゆーわけで、きんぴらにしてみました。
レンコンやにんじんのようにあまり味がしみこまないので、
半分に割って5cm幅にした方がよいかもしれませぬ。
あまりウマイモノでもありません。ここまで育ちすぎる前に食べないとだめですね。

空芯菜の(育ちすぎた)茎の素揚げ

空芯菜の茎の素揚げ
素揚げです。豆あじが手に入ったのでついでにあげてみた。
ピーマンの方が甘みがでておいしいとは思ったが、
炒めるよりも揚げた方が青臭さが少し消えて食べやすくはなる。
私はえぐさが残っても大ジョブですが、
野菜嫌いの人は食べる気にもならないかも・・・。


空芯菜を和風に調理。酢醤油炒め、甘辛いためにおひたし。

写真を撮るのを忘れてしまったのですが、青菜の一種と見立てて和風に食べるのもよかった。
というか、毎日毎日空芯菜を食べ続ける中で、和風の醤油仕立ての味が助けてくれた。

一番おいしかったのは酢醤油です。
ごま油で空芯菜をさっと炒め、酢醤油(ポン酢でよい)を加えてごまと一味唐辛子をまぶす。
これが絶品のうまさでした。
甘辛い醤油味がすきな場合は、油で炒めて砂糖と醤油、鰹節で味付けもいいです。

そして、食べきれなかった大量の空芯菜をさっと湯がいておいて、
マヨネーズとコーンで和えてサラダにしたり、おひたしで食べたりもしました。
マヨネーズとコーンで食べると茎わかめのサラダでも食べてるみたいで全く別物の食感です。

空芯菜は育てるのが簡単で初心者向けの野菜でしたが、とにかく収穫と消費が追いつかず、
茎があんなに太くなるまで成長してしまい大変な思いをしました。
(猛暑で野菜高だったので、高い野菜を買わずにすんだけども・・・。)
露地栽培だと夏にわさわさ育つので、プランターでやるくらいがちょうどよかったです。
売ってる値段はまだまだ高い野菜なので、気軽にプランターで育ててみてください。
夏中楽しめますよ。

空芯菜の露地栽培
収穫しても収穫しても週末に行くたびに生い茂っていた空芯菜。