ネパール

アップル・クランブル apple crumble cake [ネパールリンゴのケーキ]

アップルクランブルケーキ
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クランブルとは粉とバターとお砂糖をポロポロのそぼろ状にしたもの。リンゴを使ったケーキの上にこのクランブルを載せて焼いたものをアップルクランブルといいます。
こちらはネパールのアンナプルナ地域にあるマルファという町で名物になっているアップルクランブルケーキ。土地のリンゴを使った加工品の一つで、電気が安定しない地域でも作れ、日持ちのするお菓子がいろいろとそろっています。
ネパール料理ではありませんが、特産品を活かしたお菓子なので載せてみました。おいしいですよ。

アップルクランブル マルファ産リンゴのクランブルケーキアップルクランブル マルファ産リンゴのクランブルケーキ

エベレストのてっぺんで育ったリンゴを使ったケーキ

アップルクランブルケーキとミルクティーアップルクランブルケーキとミルクティー

アップルクランブルケーキといっても種類はいろいろですが、ネパールの山中で出会うものはタルト生地を型に敷き詰め、ごろりと果肉の食感が残るアップルフィリングを流し込み、その上をクランブルでカバーして焼いてあります。
 
ザラメのような大粒の砂糖を使っているため、かみしめるとガリっと音を立てる。最初は何事かとびっくりしました。

レモンタルト ネパールレモンタルト ネパール

マルファは標高が2600m以上ある山間地域の村で、日本人として初めてチベットに入った僧侶の河口慧海が滞在していた村。
トレッキングに訪れた旅行客を魅了する美しい村でもあり、ケーキを食べながら休憩したり、宿泊していきます。
 
この地域でリンゴ栽培を教えたのは日本のNGOであり、生のリンゴはネパール産アップルとして下界に卸され、ドライリンゴやリンゴブランデーは旅行客が土産に購入し、さらに旅の休息のひとときに薫り高いケーキで舌鼓というわけ。
 
ネパール風の甘いミルクティーと共にどうぞ。