有頭海老を殻ごと揚げたものをニンニクトマトソースで炒め合わせた料理。
日本で生まれたエビのチリソースと同じように、四川料理の乾焼蝦仁(エビの辛みソース炒め)が、マカオ風に変化した物だと思われ、トマトの甘さの中に唐辛子がぴりっと効く。
「おおっ、これぞ中華と西洋がミックスしたマカオ料理かも!」と思わせた一品。
エビのチリソースが上品になった感じ。マカオの料理
四川料理は唐辛子や山椒がたっぷりと使われていてしびれるような辛さが特徴的。
辛さが苦手な日本人向けにケチャップを入れたのが日本のエビチリで、もっと中国に近く西洋が入り込んだマカオはトマトソースなのかな?
辛さがマイルドでトマトの味が際だち、エビ好きにはたまらない料理です。
ちなみにポルトガル語名はcamaroes fristosa casa。意訳すると「この店オリジナルエビフライ」というかんじでしょうか。中国語の料理名に比べると西洋の言葉って貧弱ですよね。
マカオ料理は、ボリュームは中華に近く、ひと皿の量が多いです。なので一人で行くと注文できる品数が限られてくるのが残念。エビの量がハンパじゃないので茹でキャベツと一緒に食べました。
サラダじゃなくて火を通した茹でキャベツっていうところも中国っぽい。
エビ、キャベツ、エビ、キャベツと味を変えながら食べてみて。
リストランテ リトラル(海灣餐廳) Restaurante Litoral
営業時間:12:00~15:00、17:30~20:30 定休日:なし
住所:261-A Rua do Almirante Sérgio
TEL:28967878 FAX:28967996
URL:http://www.yp.com.mo/litoral/
河邊新街通りの南部 媽閣廟から徒歩5分くらいの場所にある正統派マカオ料理で人気の店。
隣にも似たような作りのポルトガル料理屋があります。
平日だったので予約なしの飛び込みで行っても大丈夫だった。
欧米人の団体客などが2階に案内されてましたが、サーヴが遅いこともなく、一人でも楽しく食事できました。
でもまあ、複数で行った方が楽しいですよ。1品の量が多いから。